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数理工学科卒業生プログラム2023:卒業生が来学し、進路について話してくれました

11/23 に3名の卒業生を迎えて「数理工学科卒業生プログラム2023」を開催し、来年卒業・修了年度になる学生たちにそれぞれの体験を話してもらいました。
昨年から始まった数理工学科卒業生プログラムは、数理工学科を卒業、または数理工学専攻を修了した先輩に来学していただき、どんな仕事をしているのか、どのように学びが役立つかを在学生に話してもらうイベントで、卒業した人たちがどのように活躍しているかを知る、1年に1度の機会です。
今年は、この春数理工学科を卒業したばかりの先輩2名と、2年前に数理工学専攻を修了した先輩1名にお越しいただき、トークやグループディスカッションに参加していただきました。

最初に3名それぞれから学生時代の進路決定から現在の仕事・研究内容について紹介してもらいました。
株式会社DNPロジスティクスで働いている山口睦人さん(2023年数理工学科卒業)は、進路決定に際しどのように考えていったか、会社でどのような業務についているかについて話してくださいました。また、業務の中で新たに機械工学の分野も学ぶようになったこと、数理工学科で学んだ知識がさまざまな分析で役に立っていることを語ってくださいました。
埼玉県で私立高校の教員として働いている野上杏さん(2023年数理工学科卒業)は、学生時代の教職履修科目について、そして教員として学修指導と生徒指導の二つの面からどのように取り組んでいるか、教科を勉強することの重要性や生徒指導でも全員を視野に入れておくことなど、実例を挙げながら詳しく話して下さいました。
早稲田大学大学院の博士後期課程で研究している岡本和也さん(2019年数理工学科卒業、​2021年数理工学専攻修士課程修了)は、現在の研究内容を紹介するとともに、武蔵野大学での学びの中で教員や同級生たちと過ごした充実した日々について話してくださいました。
皆さんが興味をひき起こすトークを展開され、参加した在学生たちも、3名の先輩の話にひき込まれて聞いていました。

最後に3名の先輩をそれぞれ囲んでのグループディスカッションとなりました。学生からの意欲的な質問も多く、さらに詳しい話を直接うかがうことができました。また、事後アンケートでは90%近くの学生が役に立ちそうと感じていました。

卒業生の皆さんからメッセージをいただきました。
「大学での学びはどの仕事についても絶対に役に立つので、今はどんな使い方があるかと実感がわかなくても、しっかり身に着けてほしい。また、就職活動において、その就職先に就職することがゴールではないし、その仕事で人生が決まるわけではないので、いろんな視点を持って就職先を選んでほしい。」(山口)
「自分のやりたいことをやるためには、それ相応の準備が必要です。みなさんにはその気概があると感じます。実現のために、これからも頑張ってください!」(野上)
「貴重なお時間いただきありがとうございました。今回の発表が今後の進路決定に少しでも貢献出来たら幸いです。皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。」(岡本)

3名の卒業生の皆さんどうもありがとうございました。機会があったらいつでも大学に遊びに来てください。

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