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焼肉屋で予約を取るのが恥ずかしくなった話

私の元々の苗字は『タナカ』。
よくある苗字で生きてきた。高校生の時に『タナカって呼んでください。』と自ら苗字呼びを望んだ。幸いにもクラスに同じ苗字はいなかったのでタナカの座に居座れた。下の名前よりもなんとなく自分に合っていると思っている。おそらく、知り合いも『タナカ』と認識している人間の方が多いと思う。

それが結婚したことにより『ヤギュウ』になった。
『ヤギュウ』と聞くと野牛が頭に浮かぶ。漢字は、野牛ではないが、どうも牛がチラつくのだ。

焼肉屋で予約を取る際に『19時からヤギュウで2人』店員さんも絶対に牛がチラついると思う。
少し恥ずかしくなってしまう。

私は、よくわからないところで恥ずかしさが出る人間だ。一生付き合っていく苗字でその恥ずかしさを感じるとは……。

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