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やりたいことをやれる時にやればよい

このnoteでは、アーユルヴェーダのあれこれをメインに、思いついたことを書いたりしている。

中で、自分的にアーユルヴェーダを知ってもらうための一つとして、隔週でライブ配信している「おSENTOロックショウ」の内容をまとめ記事にするというのは、大きな軸となっていた。

でも最近、その更新が滞っている。

原因ははっきりしており、いろいろ考えてみた結果、

「しばらくまとめ記事は書きません」

と宣言してみることにした。

その理由と経過について、書き留めておく。


今年の春から始めた新しいこと

去年の秋にひそかに心の中でスタートし、年明けから試作や研究を進めていた企画を今年の春、自分の誕生日にスタートした。

それが
「アーユルヴェーダのハーブやスパイスを使ってお菓子を作る」
というもの。

アーユルヴェーダをたくさんの人に知ってもらうこと、
生活にアーユルヴェーダを活用してもらうこと、
食と命や精神がつながってることを知ること、

そういうアーユルヴェーダのエッセンスを手に取ってもらいやすくするために、ずっとすっといろんな方法を模索してきたけれど、そのツールとして「お菓子」をやりたくなったのだ。

厳密にいえば、先に「ココナッツオイルと非加熱はちみつで、ハーブやスパイスを固めたチョコのようなお菓子」を思いつき、すごく美味しくできたので、これを「アーユルヴェーダに興味を持ってもらう糸口にできるのでは?」と思った、と言う流れである。

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(試作のころ)


そして、このチョコレートのような創作スイーツを「earth choco」として販売するために、いろいろ準備を重ね、菓子製造業許可を持つキッチンをレンタルして予約販売を始めた。


商品1つではダメだった

最初の販売は、誕生日に合わせて告知したこともあり、早々に予定数を完売。

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だが、2回目3回目と、徐々にトーンダウンしてくる。これはある程度、予想通りなのだが、やっぱり悲しい。

確かにお菓子好き素人の創作スイーツだから、クオリティ的にはまだまだだと思う。

だが、これは間違いなく良いものである自信があるから、絶対に売りたいんだ。売れっ子にしたいんだ。

しかしearth chocoには、商品として扱いずらい点がある。

①レンタルキッチンを使って製作しているので、作った時にしか販売できない
②冷凍便になるので送料が高い


これらは現時点ではどうにもならないので、earth choco以外で扱いやすく、もっとカジュアルに販売できる商品が必要と考えていた。

それで、以前に作ったことのある、アーユルヴェーダの消化剤を使った「スパイスナッツ」を思い出したのだ。


アグニスパイスナッツ爆誕

「アグニ」とはアーユルヴェーダで重視する「消化力」のこと。

このアグニが整っていれば、食べたものが完全に消化代謝され、病気の元となるアーマができない、ということになるので、病気とアグニは密接に関係していることになる。

そのため、アーユルヴェーダには飲むだけで消化力をアップさせられるキッチンファーマシーな薬剤があるのだが、それをお菓子に使う、というのが今回のアイデア。

ざっくり言えば、薬で作ったお菓子、ということだ。アグニを上げるスパイスだから、アグニスパイス、と名付けてみた。

このスパイスナッツ、商品としても良い点が多い。

何より常温で保存、販売が可能。パッケージを薄くすれば送料もかなり安くできる。

さらに、それと合わせて、アーユルヴェーダのスパイスを知ってもらえるし、使ってもらうこともできるかも。

そう考えて、以前作った「ヒングアシュタカチュルナ」と言う消化剤を使った塩味の他に、もう一つの有名消化剤「トリカトゥ」とココナッツシュガーで味付けするピリ甘味を開発。

ようやく先月末に販売を開始できた。

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こちらも初回は完売。
スパイス単体にも興味を持って買ってくださった方も多く、本当にうれしい。

売り手としても常温保存でき、自宅からも発送できるのはありがたいので、ナッツは随時製作していつでも買えるような形に出来たらなあと思っている。


earth chocoは新フレーバーの開発中

スパイスナッツを販売し始めたのには、もう一つ理由がある。

実はearth chocoは、今まで5つの味で1セットだったのだが、ここにあと2種類の味を加える予定だった。

そのために、トゥルシー(ホーリーバジル)と言うハーブが収穫されるのを待っていたのだ。

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それが届いたので、earth chocoは前回までで一旦販売を終了し、新たなフレーバーを入れて7種類にできるまでお休みとさせてもらっている。

また、7種類になった際にはパッケージも一新したくて、資金のことも含めて今、いろいろ考えているところ。

earth chocoは本当に素晴らしいものなので、私はこれはどんどんグレードを上げていきたいのだ。中身も見た目も。

だが、お休み中には他の課題もある。


しまのだいちのハーブスイーツ

上のトゥルシー(ホーリーバジル)もそうだが、earth chocoで使っているモリンガ、ツボクサは、日本でアーユルヴェーダハーブを長年栽培してきた、しまのだいちさんのものだ。

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本当にいろいろとお世話になっていることもあり、しまのだいちのツボクサ、モリンガ、トゥルシーと言う3大ハーブで特別なお菓子を作りたいと考えている。

ある程度、レシピのあてはついているのだが、試作する時間がなかったので、earth choco休止期間にこれを製作したい。


ラサーヤナを作る工房として

このお菓子屋さんの屋号は「ラサーヤナ工房」と言う。

ラサーヤナとは、若返り療法と言う意味。

体を元気に丈夫にする
加齢や病気に負けない体を作る

アーユルヴェーダは病気を治すことだけでなく、健康な人をより健康にするのがテーマなのだ。

お菓子を通じて、ラサーヤナを与えることが出来たらと思って屋号にいただいた。

このラサーヤナ工房でのお菓子作りは、自分も楽しんで出来る、ありがたいミッションだと思っている。

だから、ワクワクしてどんどんやりたいことが出てくる。

そして今、先のような、けっこう宿題がたまっている状態になったわけだ。

・earth chocoの新フレーバー2種の開発
・しまのだいちハーブのお菓子

だが実は、それだけではない。

earth choco休止前に面白いアイデアを思いついてしまい、先方に勢いで話してみたところ「やりましょう!」と言ってもらえて、そちらの企画も始めている。

その上、つい数日前に新しい良い素材に出会ってしまったことで、これをお菓子にする!と言うミッションが生まれてしまった。

そんなこんなで、けっこうてんやわんやなのである。


配信のまとめ記事の意味と効果

配信のまとめ記事には、それなりに時間がかかる。

配信をざっくり見直しながら、話を振り返り、言い足りなかったことや勢いでニュアンスが違っている点などを加筆修正していく。

話題が2つ、3つになった時は、軸を決めてその点にフォーカスして、配信とは違う内容を書く時もある。

だがこうした労力に対し、あまり効果が得られてないと感じていた。

具体的には、たくさんの人に記事を見てもらい、アーユルヴェーダを活用してもらうこと、興味を持つ人を増やすこと、を期待していたが、そうはなっていない。

それでも記事を書くことは、自分自身のスキルアップや知識の整理になり、勉強になったため、今までは苦になるほどではなかったのだ。


そして、効果が薄いという点ではライブ配信自体も同じことなのだが、こちらはそこまで準備せずともできることで負担はそこまで大きくない。

ゲストの方にも番組の意図はお話しているが、アーユルヴェーダの普及のためにみなが協力的かと言えばそうでもない。

それでも個人的にカウンセリングの練習や、思考の整理のためにやるという点で、有意義な時間になっており、これまた無駄ではないのである。


だが、まとめ記事はリアルに時間を使うのがネックなのだ。

今、自分の楽しくてやりたいことがたくさんある中で、あまりリアクションが得られない、まとめ記事が負担になってきたのは確か。

今までなら「ちゃんとやらなければならない」「一度決めたことはやり通せ」と自分に呪いをかけていたが、今の私は違う。

「やりたいことを優先に」
「手広くやって疲労するな」
「集中してスピードアップする」

今、何をすべきかを考えた時に、配信のまとめは今はやりたくない、と結論付けた。

もちろん続けることで得られるものはあると思うが、このまま続けても個人的な学び以上のものには進展しない気がするし、50回程度やったのだからまあ続けたと言っていいと思う。

そんなわけで、今書き終わってるもので、まとめ記事はいったん終了。

また書きたくなったり、これは書くべき、と思ったことがあれば書くことにする。

というわけで、今後も配信とラサーヤナ工房をよろしくお願いいたします。





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