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夫婦愛のカタチ

この仕事をしていると
色んなカタチのご夫婦に出会います。

色んなカタチがあって
色んな温度がある。

よくも悪くも(笑)

みんな違って
みんないい。のだけれど。

先日
結婚ってホントいいもんだよ❗
夫婦って素晴らしい関係だよって
見せてくれる夫婦愛に
出逢わせてもらったんです(^ー^)

今回はそんな夫婦愛のお話。

亡くなったのは83歳のじいちゃん。
喪主さんは
その連れ合いのばあちゃん。

とび職で仕事一筋だった
じいちゃんに代わって
田んぼも家のことも
姑さんの介護も一手に引き受けてきた
このばあちゃんは
例に漏れず
強くてあったかくて
サバサバとした女性😄

私の通っている地区には
ホントこういうばあちゃん
いっぱいいるんだよね(笑)

甘ったるいこたあ
口にしない。

いたずらに自分を
飾り立てることもしない。

潔く
力強く生きてきたのが
伝わってくる。

そのばあちゃんと
一緒に生きてきたじいちゃん。

言葉も飾らないし
計算もしないから
ケンカになることも
いっぱいあったらしいけれど。

でも
亡くなったじいちゃんと
このばあちゃんは
羨ましいくらいの絆で結ばれた
ご夫婦だったの(^ー^)

じいちゃんが寝たきりになったのは
もう8年も前のこと。

どんどん介護度が進んで行くじいちゃんを
それでもずっと自宅で
ばあちゃんが介護してきたんだそう。

子どもに恵まれなかった二人。
ずっと二人きりで支え合ってきたこの夫婦。

ばあちゃんには
じいちゃんを「施設に入れる」という
選択肢は全くなかったんだ。

でも。
いわゆる老老介護。
歳を重ねるごとに
ばあちゃんだって身体が
思うように動かなくなっていく。
体力だって
残念ながら衰えていく。

その様子を
ずっと見てきたヘルパーさんが
ある日
ばあちゃんに意を決して
こう助言したんだそう。

「ばあちゃん。
 もうムリだよ。
 じいちゃんを施設にお願いしようよ。

 大丈夫だよ。
 じいちゃんは優先的に入れるから。
 私ケアマネさんに頼んで
 手続き進めてもらうから。

 ばあちゃん。
 そうしようよ」って。

でも。
ばあちゃんは
その話を躊躇すらせず
スッパリと断ったのだそう。

「あんたの気持ちは有難いよ(^ー^)
 ありがとうね。心配してくれて。

 でもね。
 あたしじいちゃん連れて行かれたら
 何を張り合いに生きりゃいい?

 それに。
 もし施設に行ってしまったら
 私車運転出来んし。
 逆に大変なるがよ。

 だからって行かん選択肢はないが。
 だって毎日じいちゃんの顔見な
 心配でおれんもんね。

 だから連れていかんでよ。
 頼んちゃ
 じいちゃんここに置いといてよ。」って。

ばあちゃんがそう言った4日後。
眠るように
穏やかに息を引き取ったじいちゃん。

その最期は
まるで
「ばあちゃんもう充分だよ」と
言うかのようだったと
じいちゃんの妹さんたちが
教えてくれた通夜の夜。

満面の笑顔の遺影が
飾られた祭壇。

「あー😄いい遺影やね。
 これからあたしは
 毎日このじいちゃんに
 話しかけて行くん。

 なあに文句言うても
 じいさん笑っとるがやぜ(笑)

 いい写真選んだわ😄」

そう言ったばあちゃんに
ちょいと意地悪な質問をしてみた。

「じいちゃんのこと
 大好きなんねー?😁」

そう聞いた私に

「なあん。
 そうでもないわ😄」

おもいっきり照れながら
答えたばあちゃん。

うふふ🎵
大好きだって
顔に書いてあったよ(笑)

色んなカタチがあって
何が正解か?なんて
わからないけれど。

この夫婦は幸せだったんだと思う。

きっと。

いや(^ー^)絶対。

結婚っていいよ。
夫婦っていいよ。

もし迷っている人がいたら
そう伝えてあげたくなる
そんなご夫婦のお話。

じいちゃん。
ばあちゃんのこと
この空のどこかから
今日も見ていたのかなぁ?(^ー^)

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