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本当の自分らしさとはなんなのか〜5つの生き方の雛形ができるまで〜

あなたは自分のことが好きですか?


「大好き!」と胸を張って言えますか?





自分らしくあることと神性は一致します。





もしあなたがこの問いに一瞬でもためらいが生じたのならばこの記事が役に立つと思います。






人間としてこの地球に生まれてくるとき、天より御霊分けいただきこの地に降りたちます。



この御霊分けいただく前に、天命を授かります。

天命は、天から与えられた命の意味、今世でなにを為すべきか命じられます。

天命が与えられると、giftが贈られます。
これは才能の源泉・才能の種と表現しておきます。
決して尽きることのない無限のエネルギーです。

その後に天と協議を重ねます。
このgiftを天命成就のためにどうやって使っていくか、
すなわち命の使い方である使命が決まります。

そしてこの取り決めを魂に刻み、
一切すべてを忘却し、
地上に降り立ち今世がスタートします。



このときに、五行である木火土金水の御氣が魂に宿ります。



この五行の御氣は、授かった天命と使命によって人それぞれ最適なバランスに整えられ、人格が形成されます。

五行の御氣にはそれぞれ特徴があり、それがそのまま、そのひとの人間としてのありかたに投影されていきます。





これが自分らしさの大本、核になります。




五行図を見るとわかりやすいですが、それぞれの特徴と相剋・相生という関係性があります。
これが人間も当てはまります。


例えば、木のひとは大地に根ざすが如く、物事を太く大きく成長させていきます。
いつも順風満帆とはいかず、時には厳しい環境に置かれることもあるでしょう。
しかし、そんな逆境にも挫けない勇気と根性を兼ね備えています。
他の人にとっては「厳しい人」です。
だけど、自分自身に対してはもっと厳しく、常に己を超えるために戦っています。
だから道を切りひらけます。

常に上へ上へと成長していく様は、まるで職人のようになにかを極め、やがてはまだ見ぬ景色を見渡せる頂にたどり着くことでしょう。
その生き様はドラマチックそのもので、多くの人の心を動かし、慕われ、新芽のように後に続く人も出てくるでしょう。



しかし、この方向から逸れてしまったらどうでしょうか。相剋で見てみます。



金は土の中より産出されます。
心安らぐ環境である土の中で、安心感に包まれて悠久の時を経て育まれます。
金のひとは“決まり”があることでこの安心感を作り出しパフォーマンスを最大限に発揮します。
鉱石が産生される条件である元素×温度×圧力のように、決まった条件で決まった反応を返す、まるで完璧にマニュアルがインプットされているようです。
その生き様は武士のように映ります。
一所懸命と主君に仕え、御恩に報いる。
やがて鉱石は磨かれ、鍛えられ、至高の一振りとなる刀へ変貌を遂げるでしょう。



木のひとがこの生き方をしていたらどうでしょう?



まだ見ぬ景色を求め、一心不乱に成長を続ける方向を保ちながら、安心感を求めて地中に留まることは矛盾しています。
芽吹くことの放棄とも捉えることができます。
この矛盾はあなたを苦しめ、やがて身体を蝕む病源の温床となりえます。
根腐れを起こすように、心も廃れていくことになります。
また、成長のプロセスにおいて常にマニュアルどおりに進んでいくことはありません。
恵みの雨が降らない日もあれば、経験したこともない日照りが続く日もあります。
雷に撃たれたり、洪水が起きたり、地震によって倒れてしまう日もあるかもしれません。
ですが、ここで挫けて立ち向かうことを止めてしまうと、
環境に飲み込まれ、枯れてしまうことになります。
後に続くはずだった若い芽も倒れていくでしょう。



簡単に書きましたが、
自分らしさを見つけて、正しい生き方として出力することの大切さが分かっていただけたと思います。


自分自身がどの御氣の影響を受けているのかを自覚することは、
本当の自分らしさを見つけ、
自分らしく活き生きと人生を歩んでいくために避けては通れません。


冒頭の問いに対してためらいがあるならば、
あなたは自分自身を見誤り、苦しい生き方を選択しているかもしれません。

以前、水についても少し触れて、今回は木と金について触れたので、いずれ五行 木火土金水すべてについてまとめたいと思います。



すべてのひとが、自分らしく生きられますように。

じゅんじゅん

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