20230204

 本当に寒さのピークが過ぎ去ったように思う。近くの河川敷で撮った写真からもどことなく寒々しい色合いが薄れてきているように見えた。

 LINEで目上の人からフットサルのお誘いが来たけど断らせてもらった。「あらー。了解。」という返信にリアクション機能で泣き顔のスタンプを送ろうと思ったけどやめた。
 マックで『ビリジアン』の続きを読んだ。描写されている風景を自分の記憶の中にある風景で代用する。夢の中のような、小、中、高が混じり合ってちぐはぐな世界が生まれた。風が吹くと表面の砂が払われて硬い部分が出てくる運動場はよく思い出せる。小説の中に出てきた”Strawberry Fields Forever”をその場で聞いた。いつか聞いたことのあるあの曲だった。何度拭いても飲んでいたコーヒーのカップの下がコーヒーの色で滲んできていて、確認したらカップの繋ぎ目の部分から漏れ出ているようだった。
 『世界サブカルチャー史欲望の系譜』シーズン2が始まった。キューバ危機のところで、中学生くらいの頃に着ていたチェゲバラがプリントされているTシャツを思い出した。白の生地に青いゲバラ。今まで着た中で一番イカしてるTシャツだった。
 


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