怖いな。今のままでいられないってことが本当に怖い。

いよいよボールを蹴ることを手放す日が現実に迫ってきて、蹴る機会1回1回が貴重になる反面、これが「次につながる」なんてことはもうないんだって幻滅しつつある。

マックでホットコーヒーを頼む。砂糖とミルクをかき混ぜる様子をとなりのテーブルに座っている女の子がまじまじと見つめていた。急に自分が誰かの世界の住人になったような気がした。

センス・オブ・ワンダーを損なうような介入が増えてきてる。

処方された保湿クリームで口元の肌荒れはだいぶ落ち着いてきたし、タオルを使わずに洗えるボディウォッシュクリームを使用することで冬の乾燥を抑えつつある。意識的に水分を多く摂ることで長年下痢気味だった症状も改善されてきた。今年はそういう年だった。

概念レベルで摂取したほうがいいものもある。コーヒーとか。『コーヒー&シガレッツ』に出てくる不味そうな店のコーヒーみたいな。

実際どれくらい目の前のできごとをしっかり認知した上で判断して行動できているか怪しいものがある。本来フレームワーク的に押し込むことは不自然なもののように感じる。

作品を突きつけられるのに抵抗を感じて、同じ時間・感情を共有するって方向に向かっている。

何か問題を与えられたとき、0から理性を振り絞って答えを導くなんてことは稀で、たいていは知ってるか知らないかの差だと思う。

落としどころをつけないで葛藤し続ける。本当につらいけど。

厳しい練習に耐えて耐えて、いざ本番で結果が振るわず、「よくやった。お疲れさま」という言葉でその場を紛らわす。そういった予め決まっているような一連の流れからいい加減卒業する。

毒にも薬にもならないことばかりしている。