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2022年5月の記事一覧
重さや厚みを現実から取り除いたり、その後でもう一度付け加えたりすること。
電車の中、出入り口の扉に身体を傾けながら本を読む。目線と並行の位置にある広告。
うまく表現しづらいけど、一般に多数派に所属する人にも人生の数奇性があることを認識するべきだと思う。
距離を取ることで学んできた部分が大きい。
大学時代の表象文化ゼミで出てきた「記憶にないノスタルジー」について長い間考えてる。
やったことないスポーツやゲームでも、自分だったらどうするかを考えながら見るけど、思考だけが先行して実際の行為が抜けると限界がある。思考のスキームの空白、あいだを埋めるために言葉にはできない行為を挟む。両者は切り離すことができない。
ベンフィカ−スポルティングダービーは肉体と肉体がぶつかって軋む音が聞こえてくる。
スポーツの試合中におけるコミュニケーションや、fpsゲームの報告の量・質って、主語をどこまで拡大できるかに依存する部分が大きいと思う。比喩としてじゃなくチームを1つの生き物として体感できるか。
というか、人なら誰でもある程度そういう能力が備わってる。別の仕方で。
どんなに悲劇的な事件が起こっても、どうにかそれを利用して一旗揚げようとする人は図太くて強い。
事前にルールで包摂しようとする動きって、自衛することで自らが受ける傷から逃げることと同じなのかなって。
あんまり対象を認識しない方がいい。後で気づくならいいけど。
パッと見ていい感じなものに惹かれる。
ピッチの外にいる人のまなざしが、ファンタジスタを絶滅させてしまった。自分にも言えることだけど。