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ベルンハルト『石灰工場』新訳!

ベルンハルト『石灰工場』といえば、早川書房のハヤカワ・リテラチャーシリーズで1981年に出て、それが古本相場で万をゆうに超える額まで高騰している超希少本。まさか新訳が。7月中旬から話題になっていたようで情報捕捉するの超遅れたが、これはすごいことだ……!!!!

発売は9月予定なのでまだ先だけど、こんな日がくるとは。
しかしつくづく、高騰している古本は買わずに復刊や新訳・新装版を待つに限るな。古本屋、もとはすごく好きだったのに、いつからか全く行かなくなってしまった。本を読み継いでいくことについてすごく良いことを言う人が店主をやっている古本屋にいったとき、どれもAmazonマケプレ価格を明らかに意識した値付けしていたのがショックで、こういうお店を見ているうちに足が遠のいていったのだった。

ついでなので復刊を待っている海外文学本を挙げておくと、

ムージル『特性のない男』
ダニエレブスキー『紙葉の家』
ブロッホ『夢遊の人々』
マイリンク『西の窓の天使』
アンドリッチ『サラエボの女』
シェリー『最後のひとり』
ストルガツキー兄弟『世界終末十億年前 異常な状況で発見された手記』
ソルジェニーツィン『収容所群島』

ぱっと出てくるのはこのへんかな…

紙葉の家はとくに伝説的な本ですな。
それでは今回はこんなところで…

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