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さいきん気になる本

honto withがついにサービス終了しました……つらい。しばらく蔵書管理はhontoのブラウザかな。新サイトのローンチを待ってます。

さいきんの本の話題をいくつか。


ブロッホ『ウェルギリウスの死』復刊

今春設立されたばかりの出版社・あいんしゅりっとから最初に刊行されたのがこの本でした。

今年は海外文学の大著復刊が話題ですね。どんどんやってほしい。

マンロー『小説のように』文庫化で復刊

マンローは新潮クレスト・ブックから翻訳が出ていますが、『小説のように』は数年前にTwitterでバズって品切れ高騰し、復刊が待たれていました…僕はメルカリで定価の倍くらいで買いましたが、、
蛇足ですが、高騰している古本はどうしてもそのタイミングで読みたいものでないなら買わないことをオススメします。どこかにメモって復刊を信じて待ちましょう。それは楽しみになるし、仮にそれが買えなくても世の中には読みたい本が限りなくあるからです。

ところで創元文芸文庫は2年前にできた文庫レーベルですが、海外文学の名作を復刊しまくっていてまじ最高です。今後もめちゃめちゃ期待しています。

『エジプト人 シヌヘ』

フィンランド作家、ミカ・ヴァルタリの長編。フィンランドの作品を中心に紹介するという「みずいろブックス」から刊行されています。

『西洋文学テーマ・モチーフ事典』

いや何これ……
ホルスト・S・デムリヒ/イングリッド・G・デムリヒ著。定価1万3200円、680ページ。うわお。国書税案件。
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336074768/

クッツェー『その国の奥で』

クッツェーの2作目が復刊ですね!すでに邦訳『石の女』が出ていますが絶版していました。

人文書院のサイトがリニューアル

しましたね! サイト上で購入も可能に。僅少本なども出ているそうです。ちなみに高騰している山口裕之『ベンヤミンのアレゴリー的思考』はやはり在庫ありませんでした。

きょうはこのへんで!

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