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世界一になったチームの解散

レースラフティングという競技におけるアマチュアの女子チームTHE RIVER FACEが解散した。チームは2007年に結成され、2023年までの16年間で11回の世界選手権に出場、うち2度の総合優勝。
このチームは長らく日本のレースラフティングにおける女子の日本代表を担ってきた。

私は2011年から2017年までの約7年間、チームに在籍し、ありがたいことにチーム在籍最後の世界大会では総合優勝も経験できた。

実は私自身、解散の報告を受けて、チームがなくなる寂しさはまったくなかった。
もう十分やってきたと思うし、THE RIVER FACEというチームが残したものもとても多い。
続けることはとても大切だけれども、このチームにはとても多くの人が関わってきたから、「終わらせる」ということもまた大切であり、そしてそれを決断するのはきっと大変なことだったんじゃないかと感じている。
お疲れさまという気持ちと、最後のメンバーが気持ちよく次のステージに進むためにも、こうして解散の報告を聞けて、むしろ清々しい気分。というのが今の正直な気持ち。

今回、チームを終わらせるという大変な作業を担った最後のチームメンバー、そして最後のキャプテンは、自分にとってはとても信頼できる元チームメンバー。
彼女たちの決断と行動には心から尊重と感謝をし、おつかれさまと言いたい。
チームをここまで繋いでくれて本当にありがとう。

いやあ、いい経験したなあ。
いいチームだったなあ。
って思える今があってよかった。
なんてしみじみ思っている。

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