婚約指輪は要らない気がするけど後悔するかもしれない人は、結婚指輪を3本にしよう!
結婚またはそれに類するかたちの時(法律婚・内縁関係・パートナーシップ条例に基づいたものを含む)に、結婚指輪に加えて婚約指輪を得る可能性がある側になる立場の人間向け。
婚約指輪を得ない側の人も読めますが、この記事の主観は結婚時に婚約指輪を得る可能性がある立場側に向いています。
(重婚の方はごめんなさい、以下はずっと2人による結婚の形態を前提としています)
結婚の際に「結婚指輪は買う予定だけども、婚約指輪は要らない気がする……」という人はわりといるのではないでしょうか。
婚約指輪が要らない理由は人それぞれだと思います。
・相手に自分が使うモノを買わせるのって何か変。
・つけていられる期間が短い可能性があり、コスパが悪い。
・石がデカくて邪魔。
・ガシガシ使えない。
・一般的サイズより指が太すぎまたは細すぎて見合うデザインがない。
・デザインがフェミニンなものが多く、好みでない。
・労働問題を集積した象徴の石・ダイヤモンドがついててイヤ。
こういった理由を挙げて、「心から要らない!」ときっぱり言えるなら、本当に不要だと思います。
あなたの道を行ってください。
一方で「今は要らないと思っているが、いつか後悔することがあるかも?」と思う人もいるのではないでしょうか。
例えば私です。
ということで悩んだ末の私の選択はこちら。
婚約指輪の代わりに、結婚指輪をもう1本追加!
説明をします。
(様々な結婚あるいはそれに類するかたちの時に汎用できる説明が思いつかなかったので、以下では一般的に多く見られる形式の組み合わせを採用しています、ご了承ください)
【登場人物】
・婚約指輪を得る立場のAさん
・婚約指輪を得ない立場のBさん
【登場指輪】
・結婚指輪a
・結婚指輪b
・結婚指輪c
※場合によるが、多くはaとbはペアであることが多い。
※cはまったくa・bとは異なる出自の指輪。
【所有関係】
Aさん:aとc
Bさん:b
おわかりでしょうか――。
婚約指輪の代わりに結婚指輪が1本増えていますね。
一番の利点は「『得なかったことをいつか後悔するかも?』と思うことがなくなる点」です。
他の良い点は以下の通りです。
・2人のうち片方が指輪に興味がなく安ければ安いほど良いような場合、指輪a・bは安い指輪、cはこだわりの指輪とすることができる。
・仮に結婚指輪cをこだわっても、婚約指輪をこだわるよりは安く済む。
・婚約指輪に比べて結婚指輪cは日常的にガシガシ使える。
・Aさんは結婚指輪aとcの好きな方の指輪を使用できる。
・購入時に指輪を得る側が買っても、得ない側が買ってもよい。(婚約指輪は特定の側から特定の側に贈ることが多いので店もそういう扱いを標準とするが、結婚指輪は折半をする人も多いようなので)
・ダイヤモンドがない指輪を得ることができる。一方で、小さなダイヤモンドが埋まったデザインも存在する。
・デザインがフェミニンでなく、プレーンなものが多い。
・あらゆる指の太さが考慮されたデザインである。
・法律婚の場合、戸籍を作る紙の上に指輪3本置く写真を撮ることもできる。(パートナーシップ条例を利用する場合も同じような文化があるのか存じ上げず、すみません)
ということで、結婚指輪は買うとしても婚約指輪は要らないが後悔するかもという微妙な気持ちのときには、こんな選択もあるよという話でした。
私の実例としては、以下の所有形態です。
妻:安めの結婚指輪、好きブランドの結婚指輪
夫:安めの結婚指輪
「今は婚約指輪は要らないと思うけど、いつか後悔するかも?」という人のひとつの選択肢になれたら幸いです。
上記を見て「やっぱ要らないな!」と思えたらそれも僥倖です。