#Blackouttuesday 黒人差別について、20歳の等身大の自分が考えること。

大好きな野球選手である大リーガーの大谷翔平選手がインスタを始めた6日後に、真っ黒な画像とともに#blackouttuesdayと書いた投稿をしました。

#blackouttuesday のハッシュタグが人種差別を否定するものであるということしか私にはわかりません。でも、そんな私でも、わかることがあります。差別はしてはいけない肌の色が違う、国籍が違う、人種が違う等、何か違いがあってもみんな同じ人間であり、それらは差別される理由には決してならないということです。

アメリカでの黒人差別の問題については、扱う時間は短いですが毎年のように日本のニュースでも取り上げられているのを見たことがあります。白人の警察官が、黒人を銃で撃ち殺す光景は、「またか」と思うほど毎年起こっており、ニュースになってきました。

ですが、わたしの「またか」の想像以上のことがアメリカでは起こっていました。「黒人だから」「白人じゃないから」という理由だけで人を殺してしまう、下に見てしまう人間が、私の想像を遥かに超える人数いました。怖いです。そんな世の中があるのか、と。そんな理由だけで、人の命が奪えてしまう、人を傷つけてしまえることが何よりも怖いです。そして、そのような出来事が1回でなく、何回も、それも数回とかではなく、数えられないぐらい起こってしまっているあまりにも酷い現実が存在してしまっていることが、悲しくてなりません。

私の想像はとても、あまいものでした。この黒人差別問題は「良くないね」だけで終わらせてはいけない問題である。それに気づくまでに20年かかりましたが、今更ながら気づけたことにホッとしています。

では、この問題に私ができることはなんでしょうか。正直分からないというのが本音です。分からないなりに少しでも考えてみました。とりあえず、こうしてSNSで発信していこうと思います。私には影響力はないけれど、もしたまたまこの文章を目にした人がいたら、この動画を見てほしいです。

https://www.instagram.com/tv/CA7TyTeF8Jb/?igshid=1xwdzvgjsk58h

差別は、なかなか無くせない問題であることは、わかっています。すぐに解決できる問題であれば、ここまで長い間「肌の色が違うだけ」で黒人の人々が苦しむことは無かったでしょう。ですが、もうそろそろ限界がきています。暴徒化したデモに対して苦言を呈する人がいます。もちろん暴徒化してしまった人たちを擁護するつもりはありません。そのやり方が正しいとも思ってはいません。ですが、どうして彼らは暴徒化せざるを得ないのか、命を落とす危険もある中でここまでどうして声を上げているのか、その理由を考えなくてはならないと思います。

黒人差別問題だけではありません。ヘイトスピーチや、国籍の違う人への差別は実際に日本でも起こっている問題です。

私たちは全ての人種が理不尽に命を落とすことの無い、差別されることのない世界を、待つのではなく、作っていかなくてはならないと思います。