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「牧師夫人の徒然なるままに」(八三七)「やっぱり強い祈りの力」

 今年は、目に見えない物の中にある「本当に大切なもの」に心を向けていきたいと思っています。昨年末にかけて、孫娘が「蜂窩織炎」という耳慣れない病気に罹って二度、入院しました。

 孫娘はまだ当時一歳でしたから、入院するにあたっては二十四時間、保護者が付き添い、しかも病気の患部が足だったので、狭いベッドから出ることも出来ず、歩くことも許されず、抗生剤の点滴治療に耐えなければなりませんでした。しかも両親は奉仕が目白押しの多忙な中でしたから付き添いも大変だったと思います。

 そんな状況下で、勇んで助っ人を名乗り出たはずの祖母である私は、インフルエンザに罹り、看病の交代要員に入ることが出来ませんでした。まことに役立たずでした。そんな苦境下にあって、嫁方の祖母が駆けつけてくれたり、教会のヤングママがご自身のお子さんを夫君に託して、付き添いに加わってくださったりと、目に見える助けは大きな力でした。そして、更に大きな支えは「お祈り」でした。ミニチャーチのグループや、教会の祈り会など、多くの方々が祈りのチームに加わりお祈りくださいました。

 孫娘が予定よりも何日も早く退院にこぎつけた裏には「祈り」がもたらした神さまの御心が働いていたと感謝しています。

安食道子

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