見出し画像

礼拝メッセージ要約 2023.5.28「6日間による創造」

○創世記1*6~25

 シアトルにレイクサイドハイスクールという名門高校がある。ある日本人の息子が合格したが、三者面談で生物学のコースについて進化論か創造論を選択するよう求められたそうだ。父親は、今時神が世界を創った話をするのかと驚いたそうだ。アメリカでは両方教えているが、日本では進化論だけ教えている。進化論=科学=真実 というように洗脳されている。だが、今、進化論は何一つ証明されていない仮説だと言われている。

Ⅰ 第2日目から第6日目の創造

 神様は第1日目に、時間(初めに)、空間と物質(天と地)、神の栄光の光(光よあれ)を創られた。

 第2日目は、大水が上と下に分けられ、間に大空が造られた。地球を水蒸気のような膜が覆い、温暖な気候となった。その頃のトンボは羽を広げて70㎝もあったようだ。それほど住みよい環境だった。

 第3日目は、海と陸地が分離され、植物が実を結ぶ完成された姿で造られた。神様が造られたものは初めから完成された状況でそこに出現する。

 第4日目は、太陽や星が造られ、宇宙が完成した。宇宙も完成された状況で初めから存在した。このように4日目までに動物や植物が生息するための環境がすべて整えられた。

 第5日目は、種類ごとに魚や鳥が造られ、第6日目にはすべての動物が造られた。「鶏が先か、卵が先か」と言われるが、これを読むとはっきりする。鶏が先だ。こうして人間以外のものがすべて造られた。

Ⅱ 「種類ごとに」

 1章には「種類ごとに」という言葉が10回出てくる。進化論では、動物や植物を分類する種を越えて下等なものが高等なものに変わっていくという。しかし、これは科学的にはありえないことだ。自然界には種の保存の法則、つまり、すべての生物にはその種を保存したいという強烈な本能がある。犬と猫を交配して新しい種は生まれない。ただ、隣同士の近い種ならミックスが産まれることがある。馬とロバ=ラバ、ライオンと虎=ライガー。しかしミックスで産まれたものは一代限りだ。つまり自然界は種を越えないようにできている。進化論はあり得ない。

 DNAは書き換えられない。同じ種の中なら品種改良はできる。米などおいしくなっている。しかし、米が麦に変わることはない。

Ⅲ ことばによる創造

 「神は仰せられた。するとそうなった。」というフレーズが繰り返し出てくる。つまり神様はこの世界を言葉によってお造りになった。「主のことばによって天は造られた。天の万象もすべて御口の息吹によって。」(詩篇33:6)そして、神様が造られたものの中で一番素晴らしいものが人間だ。私たちは神の御心によって存在している。そして神の御言葉によって生きるようにと定められている。イエス様はマタイ4:4で「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる」とおっしゃっている。皆さんは朝ごとに聖書の御言葉を開く習慣を持っているだろうか。教会から発信しているデイリーマナはお勧めだ。神様はその日あなたに必要な霊的な糧をその御言葉の中に置いてくださっている。アメリカのカルバリーチャペルの牧師チャック・スミスは、次の御言葉によって導かれ成功した。「また、私の神は、キリスト・イエスの栄光の内にあるご自分の豊かさに従って、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。」          (T・M)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?