編集者の職業病 1.誤字脱字が気になる
職業によっていろいろな職業病があると思いますが、
私が思う書籍編集者の職業病として、
・誤字脱字が気になる
・統一したがる
・揃えたがる
などがあります(まだまだ他にもありますが)。
1.誤字脱字が気になる
そのままですが、本を読んでるとき、街を歩いて何かを見たとき、お店に入って店内を見たときなど、
様々な場面で「見つけよう」と思わないのに、誤字脱字を見つけ、修正したくなります。
ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で、
石原さとみさんが街の看板の誤字が自然と目に入り修正をいれる、
という場面を見て、「そうそう、わかるよー」と思ってました。
生命にかかわる医学書では、数字や単位の表記間違いが大事故に起こる可能性が高く、また、
教科書として読まれる場合は、より正しい情報を伝えなければいけないと思っております。
そのためには、一般的な誤字脱字を見つけて修正するだけではなく、
医学用語についても理解し、各学会の定めた用語集などを参考に、
正しい情報を伝えることが編集者の仕事の1つだと思います。
ちなみに最近読んだ本で、オプション取引の「限月」の説明をしている図の中に、
2限月
3眼月
4眼月
5限月
などと表形式で縦に書かれてました。
内容的には問題ありませんが、「なおしたい~~」と、こそばゆい感じなりました。
パソコン入力だから起こりうる誤字脱字は、いろいろなところに潜んでおります。
(限 が「眼」になってます)
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