因果関係とか全体観とか公平性とかの軸

世の中には様々な問題や意見・見解の相違がある。

私は何かと他人さまの相談に乗ったり、あるいは厄介事に首を突っ込んだりで色々と見てきたと思う。私自身の解決方針にはあまりブレはない・・・と思う。

①因果関係=タテ
なんらかの問題が発生したということは必ず原因がある。その原因は何かという見極めが大切だ。さらにその原因の原因というように遡っていくとキリがないわけだが、原因の枝分かれが一ケタの間くらいは遡及する意味がある。

またその問題の先、展開予測も枝分かれしていく。原因が解決していないと二次的、三次的な被害や新たな課題が発生する可能性があるのでそこへのケアも必要だ。

②全体観=ヨコ
問題の原因や展開予測をしていくとヨコに広がっていく。横を並行して見る場合は「優先順位」「緊急度」という内部監査と同じ目線で見る必要がある。あ、対策を立てる順序もこのあたりで考えていく。

応急的対策と恒久的対策、2つ考えていなかければ

③公平性=質
タテヨコを見ていくと意見の軽重、義務や責任、権利や自由、などを見ていくとおのずと誰の主張や願望が強いのかなど見えてくるものがある。 誰かのプラスばかりになっていないか? 逆に誰かが我慢するばかりになっていないか? それぞれのトータルは見ないといけないし、最終的には全体を見ないといけない。その場だけの間に合わせやなし崩しの解決では意味がない場合も多い。

まあ、極端な話、当事者に反対があったとしてもその当事者が視野狭窄していることも多い。私としては全体観を見ながら最適解だと思う解決案を提示していくのみだ。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。