<伏線回収>無敵のヒーローである父が恐れる組織

「人生の伏線が回収された瞬間ってある?」 高級ホテルに入った瞬間、「あれは伏線だったのか」と気付いた人の話
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幼少のみぎり、私にとって父は無敵のヒーローだった。日本海に素潜りしては魚やサザエをとってくるので「とーちゃんと一緒なら一生食い物に困らねぇ!」と目を輝かせていた。つぼ焼きとか美味いんだな、これが。

その無敵のヒーローであるはずの父が、ときおり表情を曇らせながら「あまり取り過ぎるとよくないんだ。ギョキョウに怒られるからな」とつぶやくことがあった。

私は「無敵のヒーローである父をこれだけ恐れさせるギョキョウとはどれだけ強大な恐ろしい組織だろうか」とビビっていた。

その伏線は小学校の社会科の授業で「漁協」が説明された折に回収された(笑)。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。