「陽転思考」負の感情は自己成長の燃料に使え
自分は臆病者ゆえ、たくさん考えざるを得なかった。
臆病で怖いから目をつぶるのではなく、目標を見据えて自分なりに何ができるかを考える。自分の領域でできる努力を尽くせれば、結果は二の次でも良いと思えるようになり、かなり楽になった。不安というストレスをポジティブな方向に向ける原動力とする。ちょうど、ごみを燃料に走る自動車のようなものか?非常に効率が良い。
一方、自己プライドの高さ、反骨心を己の学問にぶつけている友人もいる。きっかけはマイナスの感情の動きでも一向に構わない。バカにされた悔しさでも、復讐心でも良い。問題はそれを原動力として自己成長などの前向きな方向に向け、努力ができるかどうか?それが無ければ単なるグチって終わりだ。
まして、他人への攻撃に向けてしまうと全体利益を損なう。相手からの反撃も考えなければならない。「陽転思考」とは負の感情から逃げることでも、無視することでもない。負の感情と向き合った上でマイナスにマイナスを掛けてプラスにするような発想こそ重要である。
世の中には自分が行動を起こしもしないで、事態が変わるのをただ待ってグチる人が居る。「環境が悪い」「周囲が悪い」「あいつが悪い」どれも違う。たぶん嘆いている時点でその人の「考え方」が1番悪い。周囲が問題に気付いていないのか、知ったうえで放置していることに気づけたのだから、あとは自分で責任背負う覚悟で動くべきだ。そうでなければ、言い訳する権利すらない。
CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。