人生で唯一受けた職務質問

■「外国人の運転珍しい」=不適切職質6件認定―警察庁初調査
(時事通信社 - 11月16日 20:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7189790

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おそらく風貌は穏やかっぽく、人畜無害そうに見えるからか、よく道を尋ねられるほうだ。

そんな私でも人生で一度だけ職務質問を受けたことがある。

15年ほど前、船橋の独身寮を年齢制限で追い出された時に500メートルほど離れた場所に新たな住居を構えることにした。近所だし、引っ越し業者を頼むのももったいない。かといって社員寮なので部外者の友人に手伝ってもらうのも難しい。

そこで寮のおっちゃんに台車を借りて平日の夜に少しずつ引っ越しを勧めた。格が据え付けの量だったので、荷物の大半は書籍(マーケティングと内部監査関連)と服(大学生の頃からの古臭いもの)であった。それらをレジ袋に詰めては夜な夜な夕食後に運ぶ。時間帯は19時から21時くらいだったか。

夜の田舎道、閑静な住宅街に台車の音が響く。

で、5日目くらいにお巡りさん2人がやってきた。私は自分に向かってくるとは思わなかったので道を譲ろうとしたら、豈図らん哉、私宛であった(笑)。

夜な夜な響く音に近所の方から通報があったらしい。

事情を説明したところ、おまわりさんに失笑され、「時間帯をもう少し早めにしてもらえれば」ということで手打ちとなった、とさ。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。