パパママの育児目線の違い

人に合わせすぎなかくれ繊細さんが「やりたいこと」を見つけるための10のポイント
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この間の赤ちゃん本舗のレッドフライデーにて平日に奥さんが1名で買い物に行ったところ、久々の友人ナナちゃん(仮)に出会ったそうだ。

ナナちゃんは7歳の娘さんがいるんだが、HSPだそうで育児に大変なご苦労をされているとのこと。通常学級に通いにくいので療育に連れて行ったりだとか、汚れたトイレだと入れないのできめ細かい掃除が必要だとか、にもかかわらず旦那さんが非協力的で何かあると部屋に閉じこもってしまったりだとかの愚痴があったらしい。

当然ながらナナちゃん持ちの奥さんと、旦那さん持ちの私ということでまあまあ熱い話し合いをすることができた。

奥さん「旦那さんが非協力的。男の人ってなんで育児っていう現実から逃げる人、問題の先送りをする人が多いの?」

私「じゃあどうしたら解決すると思うわけ?」

奥さん「旦那さんが協力してくれれば。」

私「いやいや、それこそ問題の先送りをじゃないかな?」

奥さん「どうしてそうなるの? 話し合いや協力を拒否してるのは旦那さんじゃないの?」

私「まず『そこまでしないといけないの?』っていう話がある。人間として可能な努力はすべきだけど、神域に至る努力はあくまでも一時的なものにすべきであって結果的に長続きしない」

奥さん「人間と神域の違いは何?」

私「ナナちゃん心から喜んで育児してないでしょ?愚痴ってる時点で人間の努力を超えてる、無理してるってことだよ。」

奥さん「だから旦那さんと分担すれば無理が減るんじゃないの?」

私「旦那さんが協力してないってことは『そのレベルは維持できない』ってことじゃないかな。パパママが悲壮な顔でそんなことをしてたら子供も不幸になるだけでしょ。子供が大人になるまでずっとトイレ掃除しつづけるの?」

奥さん「じゃあ、どうしろっていうの」

私「7才なら例えば自分自身に掃除させるとか」

奥さん「HSPの子にそんなことさせられないでしょ!?」

私「より現実的な方法を検討すべきだと思う。未来永劫尿意を我慢できるわけがないからどこかで妥協する点を見つけてしかるべき。だって普通は親は子より先にいなくなるんだから。親の育児ってのは自分がいなくなった後に子供が自力で生きていけるようにしないといけない。今、トイレ掃除することで問題を先送りにしてるだけになってるんだよ」

奥さん「それこそきれいごとじゃないの?目の前に苦しんでる我が子がいるのに」

私「パパママの育児目線の違いがあって。我が子の幸せ最優先でパパママの自己犠牲もいとわない母性の母。我が子は当然ながら、奥さんや自分自身の幸福をあきめきれないパパ。という違いがあるんだ。パパママも人間なんだから自分の幸せを確保して無理のない努力を主軸にするべきでしょ」

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。