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小粋な大人になるためのファッションレッスン

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メディア中国happily編集部のhanatsumetaとお蝶さんが、大人だからこそ身に着けたい上質素材や着こなしについて、オンワード樫山の田中義基さんに取材するシリーズです。
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記事一覧

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.31

こんにちは! 編集部のなおみんです。 春は卒業式、入学式と晴れやかな行事が続き、シーンに合わせた装いが必要になります。「以前は特別な日のためだけにセレモニー服を用意するのが当たり前でしたが、最近はオンオフの差がなくなってきましたね」とオンワード樫山中国・四国エリアの田中義基さんは話します。オフィスやカジュアルスタイルでも使える「ハレの日アイテム」ならコスパよし! 普段使いも考えたセレモニー服の選び方を教えてもらいました。 Aはブラウスとパンツのセットアップです。裾にかけてふ

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.30

編集部のお蝶さんです! ちまたや交流サイト(SNS)に多様なファッションアイテムがあふれている今、かえって「自分の装いに自信が持てない」「何を着たらいいのか分からない」といった悩みや迷いを抱える若い男子が、多いのではないでしょうか。ファッション指南してくださるオンワード樫山中国・四国の田中義基さんによると、重ね着をする冬こそ、おしゃれを磨くシーズンだそうですよ! Aのような柔らかいキャメル色のセットアップを選ぶと、簡単に着こなしが決まります。ジャケットはアウトポケットや襟、

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.29

こんにちは! 編集部のなおみんです。 コートなどの防寒アウターは、冬のコーディネートの中で最も目を引くアイテム。大人女子としては手を抜くわけにはいきません! オンワード樫山中国・四国エリアの田中義基さんに大人のコート選びについて聞きました。デザインだけでなく、ウールなどの上質素材を選ぶことが品良く大人っぽく見えるポイントなのだそう。上質なコートに袖を通して、品格ある大人女子を目指しましょう。 Aのチェスターコートの生地は、ウールとカシミヤの混紡です。しなやかで光沢のある

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.28

 こんにちは! 編集部のなおみんです。  朝晩と日中の寒暖差や、室内と外の気温差が激しい今日このごろ。いったいどっちに合わせればいいの~?と迷いますよね。そんなときは、脱ぎ着しやすい軽めのアウターやニットの重ね着が便利です。温度調節とおしゃれが同時にかなうレイヤードスタイルをオンワード樫山中国・四国エリアの田中義基さんに教えてもらいました。  Aは、ジャンパースカートにノーカラーのアウターを羽織ったシンプルなコーディネートです。しなやかな圧縮ニットを使ったジャンパースカー

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.27

編集部のお蝶さんです!  ファッションの世界でも、最近はジェンダーレスが進んでいますね。メンズやレディースといったカテゴリーを超え、自分らしく装えて着心地のいいウエアを求める人が増えています。そういった意味でもこの秋、男性が花柄やボタニカル柄に挑戦してみるのはいかが。上着を羽織る季節だからこそ、さりげなくトップスに差し入れてみましょう。上手なコーディネートを、オンワード樫山中国・四国エリアの田中義基さんに教えてもらいました。 コーディネートAはシックな花柄シャツに、非常に軽

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.26

編集部・なおみんです。9月に入っても「暑い」と口にしていない日は1日もありません。かといって、Tシャツや薄手の夏服で出かけるのは季節外れで、なんだか落ち着かないー。体感と季節感の差が大きい今の時季にお薦めのスタイルをオンワード樫山の田中義基さんに聞きました。 黒や紺、深いブルーなどの落ち着いた色合いで、エレガントな雰囲気を演出しましょう。同素材のセットアップや上下がつながったオールインワンなどのアイテムは、色使いを抑えたワントーンコーデにぴったりなので、取り入れない手はあ

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.25

編集部・お蝶さんです! お盆を過ぎても、酷暑が続きますね。体力が奪われる時こそ、機能性とおしゃれを両立させた装いを取り入れて乗り切りたいものです。アウトドアやスポーツのためのウエアを街着として、着こなしてはいかがでしょうか。 Aは、シンプルなプルオーバーと短パンの組み合わせ。タウンカジュアルとして着こなし、そのままジムに寄って汗を流してもOKです。シャツ、パンツ共に軽量でストレッチ性に富み、撥水(はっすい)性や防菌・防臭、透湿性、接触冷感―といった多機能を備えた素材を

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.24

大人世代の女性にとって、夏の装いは「要注意」がいっぱい。とりわけ、二の腕のたるみなどが目立ってしまうTシャツやカットソーが苦手な人も多いのではないでしょうか。私も自分の「フリソデ」には、とてもコンプレックスがあります。 そんな人のために、体のシルエットを拾わず、「きれいめ」をキープしてくれるカットソーを中心としたコーディネートを、今月もオンワード樫山の田中義基さんに教えてもらいました。 ポイントは「袖」。Aのトップスは、ふわりと広がったフレアスリーブが印象的です。二の腕

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.23

「おしゃれ迷子」の中高年男性のために、数点のアイテムを着回すだけで「おしゃれ上級者のメンズ」に見られるこつをオンワード樫山の田中義基さんに教えてもらいました。(ブランドはJ.PRESS) A~Dは、ニットカーディガンとショートパンツを中心にしたコーディネート。カーディガンをうまく着こなせないという男性は、ジャケット風の襟付きを選んでアウターとして活用すると、こじゃれた感じになります。ショートパンツは丈が重要。意外かもしれませんが、長めの膝下丈より膝上丈の方がすっきりして大

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.22

編集部のお蝶さんです! 春ですね!黒やブラウンなどの重めのカラーを脱ぎ捨て、軽い着こなしで街を歩きたい!と思いつつ、黒々したファッションからなかなか抜け出せない…。そんな私に、オンワード樫山の田中義基さんが、明るめの色やソフトで軽い素材を活用した春のトレンドコーデを教えてくれました。(取り扱いのブランドは「23区」) コーディネートAの要になるのが、シンプルなデザインながら大きめの襟がクラシカルな印象のトレンチコート。アセテートと綿の交織素材なのでソフトな風合い。羽織るだけ

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.21

編集部のhanatsumetaです。今年の晩冬のコーディネートについて聞きました。(写真提供・オンワード樫山の田中義基さん) 春に向かう晩冬のコーディネートは、ブルゾンなど冬のアウターに、春を意識したカジュアルなボトムスとインナーを合わせると季節感を演出できるということでした。田中さんは「ボトムスはカジュアルなアイテムとして代表的なジーンズを軸に組み立ててみましょう。ブラスト加工などで部分的に色を落としたものならカジュアル感がより高まりますよ」と教えてくれました。 春ら

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.11 ファティーグ 武骨で上品

編集部のhanatsumetaです。今年の注目ボトムスについて話を聞きました。(写真提供・オンワード樫山の田中義基さん) 今はまだ寒いけれど春が近いという微妙な季節で、服選びに困りますよね。今年のトレンドは「厚手のボトムスと薄手のアウターのシンプルなコーディネート」だそうです。 田中さんは「ボトムスは武骨なファティーグパンツに注目が集まっています。もともと太かったシルエットがスリムになりました。とても上品でスタイリッシュです。これに合わせるアウターはやはりワイルドなのがいい

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.12

編集部のhanatsumetaです。着心地で選ぶ今春のアウターについて話を聞きました。(写真提供・オンワード樫山の田中義基さん) 「着心地で選ぶとやはり綿素材ですね」と田中さんは力を込めます。綿シャツは柔らかく、風合いもナチュラル。春にぴったりのアイテムです。「今春はアウターとして着る綿シャツ。中でも着回し自在なリバーシブルがトレンド」と薦めます。 アウターシャツはブルーチェック×シャンブレーのリバーシブル。白いトレーナーに羽織り、ストローハットを合わせると実に爽やかな印

小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.16

編集部のhanatsumetaです。晩夏のコーディネートについて話を聞きました。(写真提供・オンワード樫山の田中義基さん) 夏から秋へと季節が変わる晩夏。夏と秋を感じさせるコーディネートとして、今夏のトレンド、アロハシャツをベースにした大人っぽいコーデを組み立ててもらいました。 花や樹木などの自然をモチーフにしたアロハ独特の柄は夏の象徴。大柄が一般的ですが、あえて小柄を選ぶのが大人のおしゃれとのこと。田中さんは「花などが描かれた枠が縦横に並ぶ『ラハイナセーラー』と呼ばれる