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パワプロ11をガチでやった話 1996年読売ジャイアンツ編

久々に競馬は無関係のコラム(?)です。

先日BS-TBSの「X年後の関係者たち」という番組で、実況パワフルプロ野球の特集がされていました。なんでも第1作発売から30周年なんだとか。当時ファミスタが主流だった野球ゲームにおいて、実況もさることながら、ストライクゾーンの高低差まで再現されたパワプロの登場は、当時かなりの衝撃を受けたのを今でも覚えています。

そんな中で私が特にハマったのがパワプロのサクセスモード。元々は同じコナミから発売されている「ときめきメモリアル」を踏襲した育成モードとして搭載されたそうなのですが、とにかく面白い。新作が出るたびに、寝る間も惜しんでサクセスモードに熱中したものです。

PS2のゲームで最もプレイ時間の長いゲームは何だと聞かれたら、私はパワプロ11と即答するでしょう。それくらい時間を費やしていました。全てのハードを含めるなら、ダビスタシリーズ(ダビスタⅡ~ダビスタ99)も相当やり込んだのですが、PS2に限定すればパワプロ11かなと思います。しかもなぜか発売当時ではなく、発売から6年ほどたった2010年頃にハマりました。後から買って、当時買わなかったのを後悔しましたね(笑)。

さてさて、じゃあそんなにパワプロをやってたんだから、結構上手いの?って言われましたら、答えはNO!です。プレイの上手さはある一定のところで止まってしまい、COMのパワフルには簡単に負けてしまうレベルです💦

では何を頑張ったかと言いますと、サクセスモードでひたすら過去の選手を作成して、チームを再現することにハマっていました。特に昔の選手はYouTubeなどで過去の映像を漁って、一番近いフォームを選ぶなどして、なるべく本人に近付けるようにしていました。

私が作成したチームは1996年終了時の巨人、2010年開幕時の巨人、2011年開幕時のヤクルトです。私は巨人ファンなので、なぜ2011年のヤクルトまで再現しようとしたかは謎です(笑)。

ちなみにパワプロ11は2004年のチーム(楽天ができる直前)が収録されていますので、再現チームを入れれば、1996年、2004年、2010年、2011年という4つの年代で対決を行うことが可能です。自分でプレイはせず、観戦モードで試合を眺めているのが至高の時間でした。

というわけで、今回は作成した4つのチームのうち、最も時間をかけた1996年終了時の巨人の選手を紹介したいと思います。まずは投手から!

1996年セントラル・リーグ最終成績
1位 読売ジャイアンツ  77 53 0 .592 優勝
2位 中日ドラゴンズ   72 58 0 .554 5.0
3位 広島東洋カープ   71 59 0 .546 6.0
4位 ヤクルトスワローズ 61 69 0 .469 16.0
5位 横浜ベイスターズ  55 75 0 .423 22.0
6位 阪神タイガース   54 76 0 .415 23.0

斎藤雅樹 16勝4敗 防御率2.36

言わずとしれた平成の大エース斎藤雅樹投手ですね。サイドスローから繰り出されるストレートは、体感で150キロ以上だったと言われています。得意の真っスラはHスライダーで再現。Mr.完投と言われたスタミナも何とか再現できました。この年を境に一気に成績が落ち込んでしまい200勝は逃してしまいましたが、今でも自分の中の真のエースは斎藤雅樹ですね。

バルビーノ・ガルベス 16勝6敗 防御率3.05

牛乳のCMをやっていたでお馴染みのガルベス投手です。CMではカルシウムはイライラ解消に良いと謳っていましたが、あれだけ牛乳を飲んでいたのに、吉高へのビーンボールは伝説の語り草になっていますね。ガルベスの再現は何と言っても「クイック2」「短気」「短気」の特殊能力は、ガルベスによって作られたのは有名な話です。

木田優夫 7勝9敗2S 防御率3.78

先発、中継ぎ、抑えにフル回転だった木田優夫投手です。イメージの割にはそこまでコントロールも悪くなく、無難な感じの能力になっています。150キロを超える速球とフォーク、スローカーブのコンビネーションで打者を翻弄します。

槙原寛己 6勝6敗 防御率4.12

Mr.パーフェクトこと槙原寛己投手です。全盛期は1995年くらいまでで、この年あたりから陰りが見え始めてきました。打ち込まれるとクセが出てしまい、相手に球種がバレる特徴は「短気」で再現しています。またこの年は、不安定な投球が続いていたので、「四球」も入れています。

宮本和知 5勝3敗 防御率3.05

レフティーズの一人としてペナントレースの優勝を支えた宮本和知投手です。翌年には怪我の影響もあって引退してしまっただけに、輝きを放った最後の年でもあります。ちなみに「牽制」は1990年に牽制殺8という驚異的な数字を叩き出しているため、そこから付けています。

川口和久 1勝4敗3S 防御率2.95

こちらもレフティーズの一人川口和久投手です。広島から移籍初年度の1995年はイマイチでしたが、1996年は先発から中継ぎ、抑えに回って奮闘。後半攻略されて数字が落ちてきた抑えマリオの後釜を見事務めました。伝家の宝刀カーブは健在です。

西山一宇 6勝5敗1S 防御率4.40

1995年に彗星の如く現れた西山一宇投手です。しかし、96年は前年の勢い続かず、典型的な速球派ノーコン投手の烙印を押されてしまいます。マイナスの特殊能力を付けるのが難しかったので、その分能力はやや低めに査定しています。

河野博文 6勝1敗3S 防御率3.29

レフティーズの一人、日本ハムからFAで移籍してきた河野博文投手です。全盛期の速球が145キロくらいだと思うので、143キロにしてます。また、前年まで先発型だったので、スタミナはDでも良かったのですが、96年は全て中継ぎでの登板のため、ギリギリEの59に設定しました。

河原純一 0勝4敗 防御率4.50

河原純一投手です。1995年は新人ながら先発として8勝を挙げる活躍をしましたが、96年はスキャンダルもあったりして2年目のジンクスにハマってしまいました。「ポーカーフェイス」は彼のためにある特殊能力ですね。今見るとスタミナC、コントロールDくらいにしても良かったかも。

マリオ 3勝2敗19S 防御率3.33

スーパーマリオとも呼ばれたマリオ投手ですね。彼の武器は何と言っても落差50cmあったと言われているお化けフォークですね。後半は打ち込まれて川口投手に抑えを譲ってしまいましたが、前半戦のMVPは彼だったかもしれません。実は打撃が得意で、6打数2安打と2本のヒットも記録しています。

石毛博史 4勝1敗3S 防御率3.51

石毛博史投手です。抑えを務めていましたが、不安定な投球は相変わらずでした。マイナスの特殊能力を色々付けたかったのですが、パワプロ11でマイナスの特殊能力を付けるのは至難の業。というわけで、その分能力を低めに設定しています。

岡田展和 2勝1敗1S 防御率5.70

岡田展和投手です。当時からプロ野球を見ていたはずなのですが、どうも岡田投手の印象は薄いです。SFCのファミスタやパワプロにいなかったからだと予想。「一発」を付けていない分、コントロールを低めに査定。でも、スライダーは2でも良かったかも。

水野雄仁 2勝0敗 防御率3.14

この年限りで引退した「阿波の金太郎」こと水野雄仁投手です。全盛期は伸びのあるストレートを武器に先発、中継ぎとフル回転でしたが、晩年は球速も落ちて中継ぎ専門に。スタミナはもう少し低くても良さそうですね。

岡島秀樹 1勝0敗 防御率0.71

前を見ない投球フォームが特徴的な岡島秀樹投手です。登板数が少ないため、査定が難しかったですが、12.2回で四球9つはかなり多いと思うので、「四球」は確定。さすがにDカーブだけだと辛いので、フォークは97年に投げているソースがあったので、1個だけ追加しました。

柏田貴史 0勝1敗 防御率3.27

翌年メジャーリーガーになる柏田貴史投手です。「軽い球」を付けるつもりはなかったのですが、珍しいマイナス特殊能力なので残しています。全盛期は2000年頃なので、当時はあまり印象がなく、全体的にステータスが適当な感じは否めないですね(爆)。

阿波野秀幸 0勝0敗 防御率3.00

トレンディエースであり、レフティーズの一人阿波野秀幸投手です。1995年から巨人に移籍しましたが、96年はほとんど出番がなく、後半少し登板した程度。それでも日本シリーズに登板するなど、一定の存在感は見せた年でした。

木村龍治 0勝1敗 防御率2.25

1995年にはイースタン・リーグで最多勝も取った木村龍治投手です。芽が出始めるのは1999年頃からで、当時はまだ2軍のイメージが強いですね。球速は困ったら144キロにしがち(笑)。

というわけで、以上が1996年終了時点の読売ジャイアンツの投手でした!野手も書こうかと思ったのですが、思いのほか長くなってしまったので、また次回に続く!⚾️

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