ブランド名"MAYBE HOLY"に託した思い
"MAYBE HOLY"=ホーリーかもね
このnoteでは、私たちのMAYBE HOLYというブランド名に込めた思いについて紹介していきます。
MAYBE HOLYのコンセプト
MAYBE HOLYは、「着飾るを、もっと自由に。」をコンセプトにしたシルバージュエリーブランドです。
シルバーリングやネックレス、イヤーカフを中心に、男性的/女性的とされている素材やデザインを再構築したジェンダーレスなデザインのジュエリーを一つ一つ手作業で作っています。
私たちが無くしたいもの、それは”着飾ることに立ちはだかる壁”です。
世の中には”なんとなく”の理由で身につけないものがたくさんあります。
例えば、スカート、メイク、短パン、スーツなどなど。
街行く人にどう見られるんだろうとか、 親からそんな服は似合わないと言われたとか、昔友達にからかわれたとか、
たくさんの反応を浴びた結果として、私たちは着飾るものを決めています。
つまり、私たちが自由に、着飾ることを遮るものは多いのです。
MAYBE HOLYは、私たちが本来持っている着飾ることのワクワクを、
少しずつ自由にして解放していくためのきっかけになるようなジュエリーを販売しています。
こうしたコンセプトのジュエリーを作るに至ったのは、私自身、周囲に期待されるイメージを脱ぎ捨てて、自由になった経験があるからです。
MAYBE HOLYという名前に託した思い
私の名前は、「まぶね」といいます。
珍しい名前なので、自己紹介をすると必ずその由来を説明することになります。
まずこの「まぶね」という言葉は本来「馬舟」と書いて、イエス・キリストが誕生した際に寝かされた飼い葉桶(馬の餌入れ)のことを言います。
(↓こんな感じ)
私の父はキリスト教の牧師をしていて、私の誕生日はクリスマスイブだったため、まぶねと名付けられました。
おまけに、キリスト教のイメージの強い長崎出身のため「父は牧師、実家は長崎の教会」とキリスト教イメージは強まるばかり…
子どもの頃は、父が牧師であることを意識したことがなかったのですが、中学生になった頃から、喧嘩したり悪さをしたりするたびに「牧師の子のくせに」と言われるようになったのです。
高校生になっても、彼氏ができたり、男友達と遊びに行ったりすると「牧師の子がそんな男遊びしていいの?」とからかわれました。
清楚で従順で優しい、というのが「牧師の子」に対する周囲からのイメージでしたが、私は幼い頃から活発で反骨心があって物怖じしない性格で、周囲のイメージとはかけ離れていました。
毎度毎度、イメージとの違いに意外だと驚かれて、内心「またかよ、うるさいな」と反発していました。
そんな気持ちに変化が出てきたのは、大学の先輩に自己紹介をした時、「めっちゃホーリーじゃん!笑」といじられ、みんなが笑ってくれるようになった頃です。
もうこれは開き直って、清楚で従順だというイメージを押し付けられても、「そうかもね」と笑って流し、イメージを気にせず自由に過ごした方が楽しいと気づいたのです。
「MAYBE HOLY」は、その開き直りの言葉です。
誰しも周囲から期待されたイメージを少なからず意識してしまいますが、開き直って自由になっていこう、という思いを込めて名付けました。
ロゴマークのDotted Crossは、点線で書かれた十字架で、これもまたMAYBE HOLYをそのまま表しています。
ジュエリーに対しても、「自分のキャラじゃない」「周りにどうした?って思われそう」という理由で距離をおいている人がたくさんいるはずです。
そんな人たちの「着飾るを、もっと自由に」していきたい。
そのために私はジュエリーを作ります。
https://maybeholy.theshop.jp/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?