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私という運命について/白石一文






8月の1冊目は、 #白石一文 さんの著書、
『 #私という運命について 』を拝読📖しました。





白石一文さんの著書は、これで3冊目。
やはり私は、この方の描かれる世界感が好きなようです。
何となく、スピリチュアルな雰囲気があるなと思っていたら、他の方の感想を拝読して今更ながらスピリチュアル思考の作家さんだということを知りました。
どうりで好みのはずだと納得。
言うなれば、和製 #パウロコエーリョ 。



物語は、1人の女性の29歳から40歳までの運命に翻弄される様が描かれています。
主人公が分岐点に立つ度に、運命を受け入れた人たちと出会い、その都度自分の運命とは何かを少しずつ学んでいくのですが、読者である私も主人公と自分を重ねながら読み進めました。




誰しも、目に見えない力に突き動かされるような体験をしたことがあると思います。
自分の運命について考えた時、スピリチュアルな捉え方をするのは、自然なことなのだと本書を拝読して改めて感じました。
理屈で説明出来ないことがあってもいいのだとも思います。



そして、運命を受け入れる覚悟を決めた人たちが力強く、それこそが今の自分に必要なものだとも気付かされます。

冬姉ちゃん、人と人とのあいだには、きっと取り返しのつかないことばかり起きるけれど、それを取り返そうとするのは無理なのだから、取り返そうなんてしない方がいいんだと私は思います。
大切なのは、その悲しい出来事を乗り越えて、そんな出来事なんかよりもっともっと大きな運命みたいなものを受け入れることなんだと思います。
(明日香が主人公・亜紀へ宛てた手紙より)





ただ漠然と生きるのも1つの生き方ではあるので、そこを否定するつもりはありませんが。。。
私は、自分の運命について知る努力は怠らないようにしたいなと思うのです。



白石一文さんの著書は、これからも再読することがあるでしょうし、他の著書も少しずつ揃えていきたいです。

置本にしたい作家さんがまた一人増えました。









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