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Bard(GoogleAI)の優位性#2:AIアーティスト・クリエイターならChatGPTよりもBard!

アーティスト、もしくはAIアーティストならChatGPTよりもBardがよいのかも、ということを今回は述べたいと思います。

「かも」なので、まだ確定ではなく、私の主観的な予想レベルです。それでもよければご覧ください。

アーティストならBardの理由

読む方の時間短縮のため、結論から先に言うと、二つの理由からです。

①画像生成AI『firefly』(Adobe)とBardが連携する
②音楽生成AI『Music LM』がGoogleにある

特に、Adobe社の画像生成AI『fire fly』との連携が大きいです。

画像生成AIの現状の問題

昨年から猛威を振るう画像生成AIですが、Stable Diffusionからはじまり、Midjourneyとか本当に画像生成AIが凄い!
Canvaも優秀

しかし、現状のAIの著作権問題がどうなるかがわかりません。
つまり、画像生成のための学習に、著作権の問題のあるものが含まれているかどうか、と言うことです。

そこに対して、Adobeのfireflyは著作権の問題をクリアしているのです。

アドビ、新たなジェネレーティブAI「Adobe Firefly」を発表
https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202303/20230321_adobe-unveils-firefly.html

とにかく安全第一です。
それとアーティスト、クリエイターに配慮する考えをAdobe社は持っているので、こうした企業が世の中の支持を受けていくのではないかと思うのです。

Adobe社が画像生成AIの著作権問題をクリアした、これが世界のスタンダードになる可能性もあります(まだ、どうなるかはわかりませんが)。

※書いてて思ったのですが、Bardのことを話していませんw

画像生成AI『firefly』の内容

Adobe社fireflyβ版の画面
https://firefly.adobe.com/?workflow=route-to-path

私の主観では、他の画像生成AIよりも色々とできて、柔軟性があります(後から加工修正がある程度できる)。画像生成AIの場合、文字の生成がなかなかできませんが、fireflyは簡単にできます。

Adobe社fireflyβ版の画面

私もβ版に参加していますが、サクサクとできます。
プロンプトを入れなくても色々と変更できたりと、とても使いやすいです。

他の画像生成AIと同じくランダムで四枚出て来ます。
ここはプロンプトを入れて、後はガチャなのですが、ここから更に色々と加工できるのがfireflyの強みかなと思います。

ただし、アニメ風のものを作成しようとするなら、やはり他の画像生成AIの方が質がよかったりと(私の主観ですが、一応、同じプロンプトを試しています)。ここは今後、改善される可能性もあります(私が下手なだけかも、下手すぎて見せることができないレベル)。

個人的には、ユーザーのイメージを汲み取り、Bardが最適なプロンプトを作ってくれるなら、とても便利かなと思います。どのような連携になるか、楽しみですね。

とにかく、安心して商用利用できる、これが最優先。
質を比較するのは、著作権問題をクリアしてからなので、今のところ、ビジネスで使用できるのはfireflyのみです。

音楽生成AI『Music LM』

こちらはGoogle社の音楽生成AIになります。
まだ、私は順番待ちなのですが、早く試してみたいです。

今回は、音楽生成AIの方は紹介できませんが、とりあえず、Bardはこうした画像生成や音楽生成など、AIアーティストやクリエイター向けのコンテンツとの連携が充実しそうな感じがします。

ChatGPTも最近はプラグインが充実してきているので、ChatGPTもこうした画像生成AIや音楽生成AIが充実してくる可能性がありますが、今のところ、Bardの方がアート・クリエイトの面では優位になるのではないか、と言うのが個人的な見立てです。

Bardの過去記事で、専門家ならBardがよいのではないか、という見立ての記事もありますので、よかったらご覧ください。

それでは、また。


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