AIが自動的にプロンプトエンジニアリングを行うアプリ『AI共創イノベーター無料版』の公開:GPTsアプリのフレーム作成や一発生成も可能に!
前回、ご紹介したプロンプトエンジニアリングをAIが自動的に行い、一気にAIアプリを動くところまで作ってくれる『AI共創イノベーター』をご紹介しました。
今回は、このAI共創イノベーターの無料版が完成したので、公開したいと思います。
AI共創イノベーター無料版の公開
AI共創イノベーターの無料版ですが、以下のURLとなります。
よろしければご利用ください。
AI共創イノベーター無料版の特徴
AI共創イノベーター無料版の特徴は以下となります。
他にも正式版には、工程の生成や仮想空間Xの生成、心的能力制限の解放など、様々な機能が付与されています。これは自分専用で今のところ使用していますが、いつか公開するかもしれません。
AI共創というコンセプト
AIのみに文章や画像などを生成させていくと、やがて汎用的な情報が溢れてしまい、生成情報が劣化するのでないかという懸念があります。そこで、やはり人間は人間のコンセプトを考えることが重要になります。そうしたコンセプトを助ける機能がAI共創イノベーターにはついています。
このコンテンツコンセプト機能によって私としては、社会貢献できればよいなとの思いで、この機能をアプリに付与しました。無料版でも使用できますので、ご利用ください。
以下は、コンテンツコンセプトの詳細です。
AIによる自動初期設定
このアプリは、コンテンツコンセプトを中心に、自動的に初期設定を生成してくれます。初期設定とは、そのアプリが対象とするターゲットや目的・テーマ、コンセプトや専門性です。これらをユーザーの文章から自動的に意図を読み取り、自動的に生成するという便利機能です。
それは以下となります。
これらはAI共創式プロンプトエンジニアリング(旧MBBS式プロンプトエンジニアリング)の基本項目となります。それを今回は公開しています。
ここで生成された初期設定は、しっかりとチェックして、加筆修正してください。自動生成は、ヒントとして参考程度として、自己カスタマイズしてください。
その初期設定と自動命名の例は以下です。
ちなみに、このアプリのプロンプト設計の全文は以下です。
無料版と言っても、結構しっかりと作り込んでくれます!
自動命名機能
AI共創イノベーター無料版は、コンテンツの自動生成に伴い、自動的にコンテンツ名を命名する機能が付与されています。
自動命名の仕組みは、コンテンツコンセプトなどに適したネーミングを推論して生成します。コンテンツ名の参考にしてください。
その原理が以下となります。
セクションの自動生成
アプリの目的を達成するためのプログラムプロンプトの一つの塊を、ここでは「セクション」と言います。このアプリが機能するためのセクションを、複数・自動的に作成してくれます。
そのセクションの詳細な解説は以下です。
例えば、先ほど作成した料理アプリですが、
###体調分析と提案###
###インタラクティブな質問応答###
###レシピ提供###
###健康アドバイス###
###フィードバックと改善###
などがセクションとなります。
これらのセクションは、毎回、アプリ生成時に違うセクションが創造的に生成されるように設計されています。これらは初期設定などを参考に生成されます。つまり、私が「○○のセクションを作って」とやっているわけではありません。もし、セクション項目を固定してしまうと、創造的なプロンプトエンジニアリングができないからです。
例えば、「楽しく会話できる暇つぶしアプリをつくって」とプロンプトを出すと、それに合わせた、以下のようなセクションが生成されるのです。
こうした自由セクションシステムも、このアプリの強みです。
アプリの使用方法
アプリの使用方法は解説する必要もないかもしれませんが、一応、書いておきます。
先ほど『AI共創イノベーター無料版』が生成したお料理アプリ『ウェルネス・キッチンアシスタント』を作ってみたいと思います。
まず、料理アプリのプログラムプロンプトをドラッグします。
早い話、これを、GPTsにコピペするだけで完成です。
一応、説明しますと、以下の①の部分を押すと、②の部分のGPTの作成ボタンが出てくるので、そこをクリック。
そして、以下の画面のようにプログラムプロンプトをコピペします。
そして、右上の保存ボタンを押せば完成です。
ここでは、生成したプログラムプロンプトをチェックして修正するのですが、今回は修正せずにそのまま使ってテストしていきます。
早速、料理アプリ『ウェルネス・キッチンアシスタント』に、今日の体調を入力していきましょう。体調に合わせて、それに適した料理を提案してくれるはずです。
以下がその全文です。
こんな感じで、アプリの最低限の機能が生成されます。
ここから更に機能を付加するようにするとよいと思います。
例えば、カロリー計算とか、調理時間とか、DALLE3を使って盛り付け図の提案などです。
また、このアプリの情報に基づいて、その通りにできるのか実験するなどです。
ということで、今回はGPTsアプリのプロンプトを自動生成する『AI共創イノベーター』の紹介でした。よかったら使ってみてください。
有料版もありますので、使ってみてよかったら購入も検討ください。
それでは、また。
SNSプロフィール
Facebook
https://www.facebook.com/motohiko1977
旧Twitter
https://twitter.com/wish_society
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCdTPEIIbAjcmik4Pp8UmU1A
Threads
https://www.threads.net/@motohiko.sato
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?