嘘だろ!?猫のびっくり生態!!~可愛いおめめ編~
1年半前、猫を飼いはじめました。
この記事では猫を飼ったことがない人から、
数年飼育していたとしても初耳となるような、
私が猫を飼う際に実際に調べて驚いた、
猫のびっくりする生態について、
記事にしていきます。
さて、
猫というとチャーミングな目が特徴的ですがそこには不思議な秘密が隠れています。
<猫の黒目は小さくなる!!>
有名な話ですが猫の瞳孔は周りの光の量やその時の猫の感情によって大きさが変わります。これは虹彩の中を走っている「瞳孔括約筋」という小さな筋肉が調整しているからです。
瞳孔を小さくする瞳孔括約筋は、
リラックスしたときに優位になる「副交感神経」の支配を受けおり、
一方、瞳孔を大きくする瞳孔散大筋は、
緊張したときに優位になる「交感神経」の支配を受けていることにより、
感情によっても猫の瞳孔は大きさが変わります。
<猫の目を見ると時間がわかる!?>
これは猫を飼っている人でも一部しか知らない都市伝説の一つとして、
「かつての日本では猫の瞳孔の大きさを時間の目安にしていた」というものがあります。
これは古来中国で「猫の目時計」という概念があり、
その後江戸時代に入るまで、
長らく何の検証もされないまま様々なバリエーション変化し信じられていました。
しかし、これらは全て、
時刻と猫の瞳孔の大きさを無条件で結び付けており、
「光の量」という観点がすっぽりと抜け落ちています。
ですから現代的な表現を使うと「ニセ科学」であると言わざるを得ないでしょう。
<実は猫はそんなに視力がよくない!?>
猫というと小さな虫を追いかけたり、
飛んでいる鳥を跳び捕まえたりする、
そんなイメージがなんとなくあると思います。
動体視力はとても優れているのですが、
視力自体はそんなに優れていません。
猫が最も鮮明に対象を見ることができる距離は、
およそ75センチくらいと言われており、
これはちょうど、獲物を追いかけているときのターゲットの位置に当たります。
ですから、狩りの成功率を高めるため、
あえて近視になるように進化してきたとも言えそうです。
<猫が白目をむく!!>
人間の白目の部分が猫は黄色ですが、
まれに真っ白に見える時があります。
これは、目の色が変わったのではなく瞬膜が内側からせり出すことで、
白目をむいた状態になります。
人間のまつ毛のように眼球を異物から保護したり、
涙を眼球表面に塗りつけることです。
またちょうど自動車のワイパーのように、
目の中に入ったゴミを目尻の方にかき集めるという機能も持っています。
<猫は目が光る!!>
夜中に猫の目が光っているのを見たことないでしょうか?
これはタペタム層という夜行性肉食動物が多く持っている構造であり、
人間の1/6程度の光量でも物を見分けることができ、
わずかな光を反射して視神経に伝える働きがあるため、
暗闇等では猫の目が光ることがあります。
目だけでもこんなにも驚きの生態がある猫ちゃんですが、
まだまだ猫にはたくさんの生態があります。
次回では猫の耳、鼻について記事にしていきます。
参考:https://www.konekono-heya.com/index.html