絶対見逃せない世界大会VCT#04
今回も前回同様参加チームを紹介します。
・XSET
XSETは何度も世界大会にギリギリ手が届かず、あまり目立っていたチームではありませんでした。しかし最近の世界大会からはシードでプレイオフ出場することもあるチームへと成長しています。注目選手はやはりCryocellsで、見た人を魅了するプレイに注目が集まっています。YouTubeなどの動画配信サービスにも彼自身のプレイが上がっており、日本を含め各国からの人気と技術を兼ね備えたプレイヤーです。過去の国内予選では4マップで100キルを超え、ファーストブラッドを15も獲得したこともあり、彼の調子が最高潮であれば、相手チームを破壊することも容易でしょう。ロスターはAYRIN、BcJ、dephh、zekken、Cryocellsの5名で、コーチはSyykoNTです。今まで目立った成績を収めたことはないですが、何度も世界大会に出場し、成果を上げているため、今回のVCTで上位に入ることは容易に考えられます。
・100Thieves(以下100T)
100TはVCTが始まったころには世界大会常連の強豪チームでした。しかし、一時期を境に国際大会に出場することはおろか、北アメリカ地域での大会で0-13で敗北をするなど成果を上げることができませんでした。そこからチームのメンバーを大幅に変更し、Last Chance Qualifier(以下LCQ)を勝ち上がりVCTに出場することとなりました。ロスターはAsuna、Derrek、stellar、Will、bangの5名で、今までのメンバーと大幅な変更により戦術の情報があまり出回っておりません。しかし、LCQを勝ち上がることができているため、その実力は本物であると言えるでしょう。他のチームよりも編成されてからの時間が短いながらもどこまで勝ち上がることができるのか注目のチームです。既存メンバーであるAsunaはチームのエースであり、LCQでは有名チームであるSentinelsから2度エース(一人で相手を全員殲滅)をするほど破壊力があり、彼を主体としたチームであることは間違いないでしょう。前メンバーでチームの要であったHikoを抜きにして、今回のVCTではどこまで行けるのか。日本でも人気のチームであるため期待が高まります。
ここまでが北アメリカ地域の3チームです。
今回も2チームを紹介しました。次回以降も同様にチームを紹介していきます。