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中国の魅力#02: 観光スポット(横店影視城)

  さて、前回では中国の観光名所として北京にある故宮を紹介しました。皇帝が居住していた空間として歴史好きにはたまらないスポットではありますが、今回紹介する横店影視城は、中国のハリウッドと呼ばれるような世界最大級の撮影場所になります。中国のドラマや映画の時代劇の撮影はもちろん、海外からも撮影のために利用することがあるそうです。そのため、日本の映画もこの横店影視城を使用しています。例えば、
・「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(2008年)
・「キングダム(連載10周年記念実写特別動画)」(2016年)
など海外からも多く利用されています。このような時代劇をテーマにした作品を撮影するための本格的なスタジオである横店影視城は、やはり観光客からも人気の場所となっています。ではさっそく横店影視城を詳しく紹介していきます。
 
 まず、横店影視城は大きく分けて5つのエリアがあります。「秦王宮」「清明上河図」「明清宮苑」「広州・香港街」「江南水郷」です。しかし、この5つのエリアを一日で全て回りきろうというのは難しいと思います。そのため、あらかじめ興味のあるエリアを三ヶ所ほど決めておくのをお勧めします。では、5つのエリアを説明していきます。
 
秦王宮 
 1997年にある作品の撮影に合わせて建設された清の始皇帝の王宮のセットになります。城壁に囲まれており、中には27棟の宮殿があります。

清明上河図
 北宋時代の絵巻である「清明上河図」を再現しています。北京の都である開封のにぎわいを描いたものであり、民の商売の様子などの撮影のために一番使用されるセットになっています。

ウィキペディア「横店影視城」URLhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%BA%97%E5%BD%B1%E8%A6%96%E5%9F%8E

明清宮苑
  前回紹介した北京故宮を同じ実寸大で再現した「紫禁城」があります。中の宮殿もしっかりと本物と同じように設計されています。

ウィキペディア「横店影視城」URLhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%BA%97%E5%BD%B1%E8%A6%96%E5%9F%8E

広州・香港街
 アヘン戦争の作品を撮影するために建設されたセットであり、その時代の雰囲気を味わうことが出来ます。

画像引用: SHANGHAInavi「横店影視城」URLhttps://www.shanghainavi.com/miru/532/

江南水郷
 運河が入り組んだ巨大な水郷の街のセットになってます。ここも時代劇の中国ドラマではよく出てくるので、中国ドラマが好きな人には欠かせないエリアだと思います。

画像引用: 蘇州観光(日本)ピーアールセンター URLhttp://www.suzhoukankou.com/index.html

 ここまで横店影視城を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。明日は外灘、浦東を紹介いたします。