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絶対見逃せない世界大会VCT#07

 今回も前回同様参加チームを紹介します。

 ・DRX
 DRXは韓国最強のチームです。他の韓国チームは追いつくことができないとBuZzは話しています。DRXの特徴は圧倒的な連携力です。多彩なセットアップとアビリティ、精度により相手チームのやりたいことをさせずに、自分たちのやりたいことをやり続けることができます。ロスターはstax、Rb、Zest、BuZz、MaKoの5名です。注目すべきはMaKoでしょう。コントローラーで目立つことが少ない役職ですが、冷静な立ち回りと精密なエイムによりチームを支えています。少人数戦で彼が残っているときの安心感はほかのプレイヤーにはないものでしょう。世界トップ3のコントローラーとも言われています。DRXは日本チームの最終形態とも言われており、ライバルチームです。VCT 2022 Stage 1 Mastersの初戦、グループステージでZETA DIVISIONを圧倒的大差で下したものの、のちのプレイオフにて逆の結果となりました。今回のVCTでは違うグループステージですが、プレイオフにて対戦することとなれば、熱い戦いとなることは間違いありません。日本のファンならば一番見たい対戦でしょう。

 韓国地域の代表は1チームになります。

 ・ZETA DIVISION(以下ZETA)
 ZETAは唯一の日本代表チームです。日本人でValorantをプレイしたことがある人ならば誰でも知っているでしょう。ZETAの特徴はDRXと似ており、アビリティの組み合わせや情報を取ることにより自分たちに有利な状況を作り出します。絶対的エースは居ませんが、平均的にパフォーマンスが良く、誰が残ってもクラッチをする可能性が大いにあることも特徴でしょう。過去に世界3位になり、日本のFPSは弱いと言われ続けていた環境を一新したチームでもあります。ロスターはLaz、crow、Dep、SugarZ3ro、Xdllの5名で、コーチはXQQです。元々はXdllではなくTENNNでした。TENNNは目に病気を発症してしまい、代わりにXdllが別の日本チームから移籍しました。TENNNが今回のVCTに出場できるかは未定です。TENNNの代わりに加入したXdllは基本的にイニシエーターを使用しているが、TENNNはデュエリストを使うことが多くあります。エージェントの使用するプールの違いによってどのような構成になるのかにも注目が集まっています。リーダーのLazは日本に留まらず世界でも人気があり、評価の高いプレイヤーです。丁寧で安定したエイムと落ち着いたプレイングから、彼がいるときの安心感は他のプレイヤーにないものです。日本代表として再び世界で輝きを放って欲しいですね。

 日本地域の代表は1チームになります。
 今回も2チームを紹介しました。次回以降も同様にチームを紹介していきます。