50centについて part3
こんにちは、前回、前々回引き続き50centについてまとめていきたいと思います。
前回は50centは、ヘッドライナー・ツアーにて最も注目されるほどのラッパーになるところまでまとめていきました。また、50centはツアーの場で、新アルバムの予告をしていました。その予告通り、その年の10月にTony Yayo(トニー・イエイヨー)、Lloyd Banks(ロイド・バンクス)、Young Buck(ヤング・バック)といった名だたるアーティストたちを
引き連れて、G-Unitのデビューアルバム「Beg for Mercy」をリリースします。2004年に入ると、G-Unitでのソロ作品リリース攻勢を仕掛け、メンバーと共に着実にヒットさせます。また、スニーカー、ファッション・アパレル業界ではG-Unitのクロージング・ブランドを立ち上げ、成功を収めるといった50centのビジネスセンスが頭角を現します。また、ロンドンにてチャーリー皇太子主催のチャリティー・コンサートに出演し、授賞式にも50centを招待します。そのほかにも、映画「キル・ビル」出演の女優との熱愛報道、毎年恒例の人気HIPHOP・ラジオ局主催のコンサート「ホット97サマー・ジャム」でR・ケリーをコケ落とす問題、イギリスにて最大規模のロックフェスティバルであるレディング・リーズでブーイングを浴び、途中退場するなどといった常に話題呼ぶ存在でありました。2005年でも50cent自身が、Dr Dreに紹介した当時新人ラッパーのThe Game(ゲーム)を世に送り出しました。その後50cent自身のアルバム「ザ・マッサカー~殺戮の日」をリリースします。その直後からThe Gameとは確執が生まれ、現在も大きな問題となっています。2006年に入ると映画「Get Rich Or Die Tryin」の出演を受け、次にSamuel L. Jackson(サミュエル・L・ジャクソン)主演の「ホーム・オブ・ザ・ブレイブ」、50centがボクサーとして演じる「The Dance」などといった俳優業にも積極的に出演するようになります。
このように、現在でもラッパーとしてのMCだけでなく経営者、俳優、エグゼクティブプロデューサーにもといった多彩な才能を見せ、活躍してきました。
以上で50centのまとめを終了します。