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ニーアオートマタの沼#07

※ネタバレを含む内容から

2Bと9Sの支援ユニット、ポッド042、153について。
2Bが死に、ヨルハ部隊の真実と自分の作られた意味を知った9Sの心が壊れ、狂気に陥った時、そばにいたポッド153は9Sの精神的童謡を抑えようとしたり、9Sをとがめるような言動をとったりすることもあった。基本的にポッドは随行対象の命令に従うので、攻撃しろといったらするのだが、それでも頑張って元の9Sを取り戻そうとする。
ここらへんで、2B、9Sと様々な経験をし、それらの情報を共有しあっていたポッド042と153の中に、「自我」であったり「心」のようなモノが芽生えるのが激エモなのだ。

※ネタバレを含む内容その2

2Bの正体と2Bの死への道筋。
彼女もモデル名二号B型は偽装で、正式名称は二号E型、2Eだったのだ。EとはExecution。処刑者。同じヨルハ機体を処刑する役割をになっていて。命令不履行を行う反逆者を仕留める命令を受けている。その命令の性質上、ほかヨルハ部隊のモデルたちよりも性能が高く設計されている。最新鋭モデルのスキャナーモデルはその性能の高さ故に、ヨルハ部隊の機密情報への不正アクセスを目論む可能性が示唆されていた。その機体の処刑を任されていたのが2Bだったのだ。
2Bは偽装されていたが、E型モデルの存在は普通に公開されており、2Bと共に作戦領域内への降下作戦をしたヨルハ部隊の仲間たちの中にもE型モデルは存在した。
実は、ゲーム本編より前から9Sとは何度も行動を共にしており、機密情報への不正アクセスを試みた9Sを処刑していた。
そう2Bと9Sはゲーム開始時点ではもう初めましてでは無かったのだ。9S側は初めましてだったが。
何度も何度も処刑する繰り返しからくる良心の呵責に2Bは苦しみ、E型であることが9Sにばれた時には、彼に自分を殺してほしいと懇願するほどにはおいつめられていたのだが、「何度殺され、記憶を失ってもまた君に会いたい」と言い残して自殺した9Sの願いをかなえるために感情を押し殺し、彼を殺し続ける事を誓う。、、、、というのが小説版の番外編であるのだ。当然9Sにはその記憶はないため、ゲーム開始時での2Bが9Sに冷たい態度を取るのはこのためである。
、、、えっっっっぐ。なに食べたらこんなこと思いつくんですかね。2Bの「感情を持つことは禁止されている。」というのも9Sにいったのではなく、自分に言い聞かせているんでしょうね。仲を深めすぎると自分の本当の任務を果たせなくなるから。

次回へつづく。