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Ratings for shadowverse 第11期 振り返りと教訓

はじめに

 おはこんにちばんは、マズラプです。
 今回は2/10〜3/1間に開催された、Ratings for shadowverse(以下レート)第11期の振り返りと、得られた教訓について、記述していこうと思います。

 今回は以下のような内容で記述していきます。

①最終結果
②アディショナルカード追加前(2/10〜2/19)
③アディショナルカード追加後(2/20〜3/1)
④反省と得られた教訓

①最終結果

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 最終レートは1818で、最終順位は96位でした。全体勝率は約60%でした。

 アディショナルカード追加前はウィッチドラゴン、アディショナルカード追加後はロイヤルネクロマンサーで勝ちを稼ぐことができました。

 以下で、各時期の持ち込み理由や自分の環境認識等を簡単に記述していきます。


②アディショナルカード追加前(2/10〜2/19)

最終的な使用デッキ

式神ウィッチ

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自然ドラゴン

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持ち込み理由と個人的環境認識

 レート開始直後は、式神ウィッチ、妖怪ネクロ、コントロールエルフの3つが環境の中心におり、その他に、式神ウィッチを狙ったリオードロイヤルやアマツエルフ、ウィッチと互角に戦えつつコントロールエルフにやや有利な自然ドラゴンが存在していたというイメージです。

 そんな中で、私はウィッチドラゴンという持ち込みに落ちつきました。まず、ウィッチについては、ウィッチの殲滅を目的としたリオードアマツという持ち方以外には、全て五分以上に戦える考えており、リオードアマツに対しても、クラシカルソーサラーがうまくハマればある程度は戦えていたので、外す選択肢はないと判断しました。
 次に、ドラゴンについてですが、「弱点を知ろうと思って使い始めたら、思いの外勝ったので外せなくなった」という成り行きで最終的な持ち込みになりました。正直なところ、ドラゴンは強い動きをするための要求値が他のデッキよりも高く、案定して戦えるデッキではないと考えていました。しかし、レートで対戦をしていくうちに、ウィッチやネクロがドラゴンに負けることが多く、対策を考える必要があると考えるようになりました。そこで、ドラゴンが苦手な立ち回りを考えようと思い使い始めたところ、すごーく勝っちゃったので、外せなくなりました。
 勝因として、コントロールエルフに対してたくさん勝つことができたことが挙げられると思います。ウィッチ、ドラゴンともに、コントロールエルフに対して有効な動きを展開できるため、私の豪運合わさり、それが見事にハマったんだと思います。対してネクロにはやや不利がつくような構成になっていますが、アディショナルカード追加日に近づくにつれてウィッチとコントロールエルフの組み合わせとのマッチが増加していったので、この持ち込みは正解だったと思います。


持ち込みデッキとポイント紹介

ウィッチ

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 環境初期からずーっと使っている、某有名配信者の方も使用されていたリストになります。

◯猫耳の魔法使いキャルの不採用

 キャルは、ファンファーレとユニオンバーストにより、相手リーダーの体力を一気に詰め切ることができることから、コントロールエルフに対するメタカードとして採用されることもあるカードです。しかし、私は、キャル不採用でもコントロールエルフに対しては有利であると考えていること、キャルによる事故率上昇懸念したことから、一環して不採用としていました。
 式神ウィッチの対コントロールエルフに対しての負けパターンが、リノセウス完成ではなくリソース切れであると考えていたので、とにかく手札がなくならないように立ち回っていました。例えば、研究打たなけれなクオンを出せるが、その場合はクオン連打できなくなる、といった場合は、研究をうち、クオンを連打できるようにすることを意識していました。リソース確保を最優先にするといったような対コントロールエルフに対しての立ち回りをすれば、十二分に戦えると判断したので、キャルの必要性は感じませんでした。

◯ウィズダムコア3枚採用

 6クオンや5の大量展開をしたかったのと、コントロールエルフ対面など、エンハンスで起動することも少しあったので3枚入れました。コアを起動させたいっていっている割に英智は1枚ですが、英知は打ち先が難しすぎるので、1枚に抑えることにしていました。


ドラゴン

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 ソフトバンクホークスゲーミングのたばたさんや、potwosherさんのリストを参考に組んだ、攻めていくタイプの自然ドラゴンです。

◯ワンダーコック、1コストスペルの不採用

 レートでドラゴンを使う前、私は、ドラゴンはヴァイディを引きにいかなければならないと考えており、ワンダーコックは可能な限り採用するべきであると思っていました。しかしながら、受けカードの不足により、受けではなく、攻めて勝つようなプレイを意識しなければならないということが分かりました。そうなってくると、テンポムーブを押していくときに、3ターン目にワンダーコックを置くのは弱いと判断し、全て抜くことにしました。1コストスペルの不採用も、にたような理由で、対ウィッチではとくに、序盤から生き物を置いていきたいのに、スペルが来てしまうと、思うように能動的な展開をできず、勝ちに繋げられないと判断しました。
 ではどうやってヴァイディを引いてくるのか。それは右手です。はい。


③アディショナルカード追加後(2/20〜3/1)

最終的な使用デッキ

妖怪ネクロマンサー

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進化ロイヤル

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持ち込み理由と個人的環境認識

 アディショナル前とそんなに変わらないだろうと胡座をかいていたら、結構変わって破産しました。プリンセスナイト、妖精竜、ダークジェイルドラゴン等、強力なカードが追加され、パワーを上げるクラスがある一方、アディショナルカードをうまく採用できず、パワーを上げられない式神ウィッチ。これにより、上位デッキ同士のパワーの差が小さくなり、ウィッチ、ドラゴン、エルフ、ネクロマンサー、ロイヤル全てが環境に存在する、非常に多様性のある環境であったと認識していました。
 そんな環境において、私は、レートが妙に高かったこともあり、日和ってレートに潜れず、環境読みや新環境での大局観等を煮詰めることができずにいました。それが災いし、レートが減少しランギングから転落。今回のレートはこれで終わるのかと燃え尽きかけていました。
 そんなとき、Twitterで、アマツエルフを使用してレート杯出場圏内のレートまで到達したというツイートをしている方がいらっしゃいました。それを受けてか、レート環境でアマツエルフを多くマッチングするようになり、対面にエルフがいれば、コントロールよりもアマツであると判断していいレベルまで数を増やしていたと思いました。そこで、レート終了まで残り2日のとき、ターゲットをアマツエルフに絞り、アマツエルフニタテ構成を持ち込んでみました。すると、一気に勝率が伸びたため、最後までこの持ち込みでいこうと思いました。そして、最終的にそのまま上位100位にランクインすることができました。
 勝因としては、やはり、アマツエルフが流行していると判断し、それに強い持ち込みでいくことができたことがことが挙げられます。また、コントロールエルフ以外に強く出られるリオードロイヤルが流行しきっていなかったことも少なからず影響していたと思います。


持ち込みデッキとポイント紹介

ネクロマンサー

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 グールを減らし、黒き死の騎士を採用した形になります。

◯黒き死の騎士の採用

 アディショナルカードの黒き死の騎士を2枚採用していました。理由は、今まではソーラ(とスカルクレイン)しかいなかった2/2/2のカードであり、対ドラゴンをはじめとした、テンポムーブが必要なときに重宝すると考えたこと、回復があるため、対ウィッチやアマツエルフのときに貢献すると考えたこと、エンハンス時の効果とスタッツ上昇が、対進化ロイヤルで9ギンセツまで粘るとき等でうまく機能すると考えたことが挙げられます。また、環境の多様化により、ミラーが減り、グールを削ってもあまり問題ないのではないかと判断したことも挙げられます。

◯プリンセスナイトの不採用

 正直なところ、レート期間終了間際にネクロマンサーを使い始めたため、試す時間がありませんでした。後述しますが、しっかりいろいろ試すことは大事ですね。


ロイヤル

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 いろいろな話を聞いて、いろんなものを詰め込んだ形になります。

◯ゼウスの不採用

 長期戦になり、盤面から点を出せない状況になってからもフィニッシュを狙うことができるため、対妖怪ネクロやコントロールエルフ、ミラー時で有用なカードだと思います。しかし、10ターン目になるまで死に札となってしまいます。そのため、対アマツエルフや自然ドラゴン等で、使える場面がくる前にリソースが切れて、負けにつながってしまうという点を重く見ました。当時は、アマツエルフを倒すために進化ロイヤルを使用していたため、その使用理由を果たせなくなる可能性が生じるカードは採用すべきではないと判断しました。猛虎を絡めれば十分リーサルできる、もしくは猛虎でリーサルしたい場面が少なくなかった、さらにアクセラレートとフィニッシュで使うこともあったことから、代わりに猛虎を2枚採用しました。

◯その他の採用枚数について

 正直よく分かっておらず、言語化できるレベルではありませんでした。考えながら、数をこなしていくことは大切であると痛感しました。

 各期間の持ち込みについては以上になります。最後に、以下で今回のレートwp通して得られた教訓を簡単に述べていきます。


④反省と得られた教訓

◯上振れても途中で日和るのはよくない。上げきるまでどんどんやろう。

 今回のレートで、私は序盤に1900で着地し、連敗を怖がって、時間があるにもかかわらず、あまり数をこなせませんでした。さらに、少し負けるだけでメンタルが削られ、再び数をこなしてレートを上昇させるという思考に戻るまでかなりの時間を要してしまいました。
 今回の経験から、レート杯に出場するなら、前期のレート杯進出安定な位置まで行くまでは、中途半端なところで止まらず、対戦を続けていくことが必要であると思いました。今後は、大型連勝が途切れたら終わり、ではなく、今回連勝できたのだから負けてもまた戻ってこれると考え、負けを恐れず数を重ねていくことを意識していきます。


◯机上だけで終わらせず、とにかく試してみる。

 今回のレートにおいて、アディショナル追加前後ともに大型連勝を挙げた際に使用していたデッキは、「とりあえず試してみよう」と思って使ってみたものです。それが良い選択で、勝ちに繋がりました。しかし、一つ二つ試しただけでは勝ちに繋がらないことのほうが多く、今回は運がよかったと感じています。したがって、勝ちに繋がるような「当たり」を見つけるには、一つでも多く試していくことが大事でると思いました。また、ときどさんが執筆された本にもありますが、一つを試すスパンを短くすることも大切だと感じました。当たり前ではありますが、たくさん試すためには、一つずつを短くしていかなけてばなりません。そのためには、ランクマッチよりもルームマッチをしたり、注目するポイントを考えておいたりして、可能な限り早めに見切りつけられる工夫をしていきたいと思います。とにかく、少しでも無駄な時間は省き、洗練された練習をしていきたいですね。


おわりに

 今回は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。何か参考になれば幸いです。
 来期は、今期以上の結果を残せるように、勝利に貪欲に、精進していきたい思います。
 また次回の記事もよろしくお願いします。
















    


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