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Twitterが「X」に名前変更!壮大な意図が隠されていた!


最近、Twitter自体の名前が「X」に変更された。
ブランド的になぜ今これを変える必要があったの???
変更理由とメリットを考えてみる。


新たなビジョンと方向性の提示

イーロンマスクがそもそもTwitterを買収した理由は、投稿内容に対する管理が厳しすぎる現状を変えたいという想いから。
トランプ前大統領のアカウントが凍結されたり、強すぎる「検閲」のような仕組みをなくして、真に自由な言論の場を作ることを目的としてTwitterを買収したとされている。
今回の名前変更は、新しい所有者とその新しいビジョンを強調するための一環。
「X」は未知数を示す記号なので、Twitterが新しい方向性や挑戦に向かっていることを象徴していると思われる。

注目度の向上

これまで馴染みのあったTwitterという名前を覆すことは、世間で話題を呼び、メディアや消費者の注目を集めることができる。
Instagramが「Threads」という新機能(テキストベースの会話アプリ)をリリースしたことも関係しているはず。
(でもThreadsは最初こそ登録者数が伸びたが定着には至っていないw)
ソーシャルメディアの競争社会で勝つためにこのタイミングで名前変更したと考えられる。
だとしても、イーロンマスクの決断の早さは異常!!!

新しい市場の獲得

ここまでそれらしいことを書いてきたが、実はココが本命。
イーロンマスクは常々「スーパーアプリ」の作成に力を入れていた。
スーパーアプリとは、一つのアプリ内で複数のサービスや機能を提供するアプリケーションのこと。
※例えば、音声、ビデオ、電子決済、ショッピング、ニュース、ゲーム等
一つのアプリで完結すれば、利用者は複数の個別アプリをダウンロードや管理する必要がなくなる。
普通に欲しい!!!

つまり、今回の名前変更は、Twiiterを単なるテキストベースのやりとりだけでなく、利用者のさまざまな生活で利用できる機能を提供していくという、ひとつの布石、ということ。
これにより、新しい市場への参入に繋げる。
これまでに接触してこなかった層の人々に対する関心を引く。
確かに、そんなアプリになったら、「Twitter(さえずり)」という名前はそぐわないし意味がない。

まとめ

これまで、イーロンマスクが買収してから、主に以下のような変更があった。
・有料版「Twitter Blue」リリース(140文字制限の解除)
・認証バッチの仕様変更(サブスクリプション制)
・API有償化
・休眠アカウントを削除宣言
・従業員の大量リストラ
・各種セキュリティ機能強化

これらを実施してもなお赤字だったTwitter。
これから「X」に変わり、どう変わっていくのか。飛躍が楽しみ。

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