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第514回:私の作った物はどこへ行く

やりたいことはたくさんあるのに! と、言う前にやればいいんだよな……結局「やらない」という選択肢を日々選んでいるのは自分なので、悪いのは体調ではなく自分の意志な気がしている。毎日ごめんなさいを繰り返し、明日こそはという決意をして、最終的には何事も成し遂げず貴重な24時間が終わっていく。

そういう自分に嫌気が差すのに、何も出来ないのは何故なんだ。
薬が合わなくなってきているのか。いや、これも他責思考なのか。悪いのは、何も出来ない要因は、一体なんなんだ。自分か。自分であることは確かなんだけど、自分の一体どこをどう直せばいいんだ。私は何になりたいんだ。

1回さぁ、私の願望を書き出してみてもいい? いいね。ありがとう。
才能とかお金とか、そういったものを全部抜きにして、私はこういうことがやりたい。

まず私は好きなものを作る。小説を書き、脚本を書き、音楽を作り、絵を描く。それをもうなんか、「自由にお使いください」みたいな感じでネットに放流する。早い者勝ちでさ。自由に使ってくれていいの。脚本をどっかで上演してくれてもいいし。小説を本の形にしてくれてもいいし。魔改造してくれてもいいし。展開変えてくれてもいいし。絵を自分のCDのジャケットに使ってもいいし。音楽を自分の曲にしてくれてもいい。私はただ作り続けて、はいご自由にどうぞって感じで後は放置。
それをさ、間に誰かを入れることなく出来たら一番いいんだよな。私は一切誰かと連絡を取ったり、打ち合わせしたり、やり取りしたりせずにいたい。もちろん色々問題が起きそうなのは分かってるけどさ。もう私の作品に関しては、私の手を離れたら私は関与しないことにするから。

本当は自分の名前のついた本とかできたら嬉しいけど、私にはそこまでの才能は無かったようだし。それくらいがちょうどいい気がするんだよ。
でもそうするときっとお金は稼げないと思うんだよね。私も一応生活はしていかなきゃいけないし、それでどうにか生活ができる程度の収入ができれば嬉しいんだけど。金持ちになんかならんでええからさ。ギリ生活できるくらいのお金があればいいからさ。

でもこれを実現させるには、ある程度の知名度が必要になるし、ある程度完成度の高い作品を作らないと価値が生まれない。「これを手に入れたい!」と思わせるくらいの作品を作れないと意味が無い。

なんかな〜。自分一人でどうにかすればできそうだけど、インターネットとか守秘義務とか法律とか税金とか全然分かんないし。そんな奴が運営する何かしらなんかみんな怖くて使いたくないだろうし。
そもそも自分の作品に価値があります、なんて胸を張って言えるレベルにいないし。こういうのはSNSで1発バズった人がやることだよな。

あ〜あ、創作物の価値ってなんなんだろ。人間、夢敗れた人の物語とか敗者の物語好きなくせに。本当に才能のない人間が作った物には見向きもしない。
私も同じだ。

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