前書きのようなもの

明日からしばらくの間、毎日の日記の代わりに昔書いた小説を細切れにしたやつを上げる予定でいる。タイトルは「狼に翼を」。昔シェイクスピアにバチボコハマってた時に書いたやつなので少々言い回しがくどい。

思えばこの時から「天才」というのをボコボコにしてる。「天才」への敵意と殺意がすごい。

面白いと思ってもらえるかどうかは別にして、この小説にはめちゃくちゃ思い入れがある。何せ、これ書いてる時めちゃくちゃ楽しかったのよ。多分プロットも何も作らず、キャラと構成だけ何となく決めて、後は筆の赴くままって感じやった。しかもまだ学生の時じゃね? これ書いたん。学生の頃の私すげえな。今の私は絶対に書けんよ。
あと、今までやったことないことにチャレンジしてみたいっていう気持ちもあった。で、思い切って今まで書き慣れていた構成とはちょっと違う構成にしてみたんやったと思う。

自分で自分の作品語るの苦手なんよな。なんか、「別にそんなに好きでもないのに案件貰ったから褒めているみたいな後ろめたさ」がある。
もちろんお金なんか一銭ももろてへんし、自分で自分の作品はまあまあ好きなんやけど、でも私が思う「好き」と読者が思う「好き」はまた別物やからさ。自分の「好き」を他人に押し売りした結果、相手の「好き」にハマらんかったとしたら、私責任取られへんからさ。ましてや小説なんか、読者の時間を思いっきり奪ってしまうものやから、それなりに結果出さないとファンになってもらわれへんやんか。そら凡人でも一般人でもファンは欲しいよ。全力で取りに行くよ。

とにかく、しばらく続けて小説がストックとしてあるから、それが上がってる間に日記を書き溜め、他のこともどんどん進めておきたいとは思っている。このストックを生かせるかどうかで、今後の人生を上手く歩めるかどうかが変わってくる気がしている。大袈裟か。大袈裟やな。

本当はめちゃくちゃ読んでほしいんやけど、泥臭く「読んでください!」って言うの恥ずかしいしダサいなって思うからさらっとした宣伝文句だけ。
お暇な時にちょっと目を通していただけると幸いです。

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