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第432回:「美少女になりたい」欲と「シルバニア欲しい」欲と「ドールで遊びたい」欲を一気に満たせ

私は24歳になろうとしている今でも、全然アイドルを夢見るくらい「美少女」というものに憧れがある。なりたい、美少女。でも、なれない。持って生まれたもんは変えられない。整形をすればきっと、目は少し大きくできるだろうし、鼻も少し高くできるだろうし、唇もぷるっとできるだろうし、ある程度の顔の大きさも変えられるんだろう。けどね、やっぱどうしても、全体的な骨格っちゅうもんは変えられない。どんなに変えてもキリがない。顔の骨を削ったら、今度は肩の骨も削ることになる。脂肪も吸引することになるし、足の骨を伸ばすことにもなると思う。一度手を付けたら、もう止まれない。それくらい私の体ってのは歪で醜い。オカンには悪いけど。いや、オカンは悪くない。私のオカンはむしろ超美人。自他ともに認める美人で、学生時代はファンクラブもあったらしい。私のオトンも超イケメン。ちょっと不健康そうなバンドマン的見た目で、普通に俳優にいてもおかしくない顔。ただ、私の出来がちょっと悪いだけ。弟はちゃんとイケメン。私のときはなんか、上手くいかなかったんだろう。初めてだしね、オカンもね。初めての子供なんでね。仕方ないよ。

まあそういうわけなので、簡単に「美少女になりたい!」って言うてなれる人間ではない。でも、なりたい。

そういった願望をかなえてくれるのがこちらのゲームとなっております。

『きらめきパラダイス』。
このゲームの一番の魅力は、まっっっじでキャラメイクが細かくできること。肌の色、髪の色、服装はもちろん、『左右の目の間隔』『瞳の位置』『まぶたの開き具合』『小鼻の大きさ』『首の長さ』などの細部までとにかく細かく決めることができる。触ってるだけで超楽しい。私の片手に収まるスマホの中で、いくらでも自分の好きな顔が作れちゃう。

ちなみに今現在の『私』はこんな感じ。


可愛いね~! とっても可愛いよ~!
私は『つり目・三白眼・離れ目』が大好物なので、自分の好みにガン振りした。リアルの私は『つり目・小さ目・寄り目』というなんともいえないフルコンボなので、おそらく整形したとしてもこういう目にはなれない。願望を簡単に反映できるこのゲーム、マジで素晴らしい。ゲームの中だけでも、自分が美少女になれた気がする。
しかも、この美少女にいくらでも好きな服装をさせることができる。パンクな私服も着せられるし、キュートなアイドル衣装も着せられるし、優雅なドレスだって、中華風お姫様衣装だって、清楚な学生服だって着せられる。私がリアルでしたくてもできないことが、この中だったらできる。

私は「美少女になりたい」という願望が転じて、ずっと「ドールが欲しい」とも思っていた。リアルなドールってあるやんか、関節が球体になってるやつ。あれずっと欲しかったのよ。でもあれ、すっごい高いの。安めのやつを探すと、途端に等身が低くなっちゃって、ちびキャラみたいなやつしかないんよね。でも私は、耽美でクールで闇の深そうなリアルなドールが欲しいのよ。
その欲も、このゲームがあればもう安心。キャラメイクが充実しすぎているので、自分好みの、耽美でクールで闇の深そうな美少女がいくらでも作れる。

あと、私ずっと「シルバニアファミリーが欲しい」って願望も持ってんのよ。ミニチュアが大好きで、特にインテリアとかご飯とか、自分が日常的に目にするものがリアルに再現されてるやつが大好き。自分の普段見ているものをそのままぎゅっとしたようなものが好きで、やっぱり家ごとぎゅっとするとなると、シルバニアファミリーが素晴らしい。なんていうか、完成度が。並べるだけで様になる。
とはいえ、シルバニアファミリーも安いもんじゃない。結構なお値段する。しかしこの欲も、このゲームがあればもう安心。なんと、『自分の家を持つ』という機能がある。家具を揃えるだけじゃなく、壁をぶち壊して新たな壁を作ったり、ドアを変えたりすることもできる。すごすぎ。これどうやって開発されてんの? 

なんか急に安全性が不安になってきたな。
さっと調べた感じ、一応信用できそうな中国のデカめゲーム会社が作ってるっぽい。なんか、よく分かんないけど、千鳥がCMもしてたらしい。なんで千鳥なの?
一つ懸念点があるとすれば、あの、容量がバカでかい。当たり前やけどね。すっごいグラフィック綺麗やし、キャラメイクも家機能も細かいし。
あとね、ゲームのメインストーリーはなぜか逆転裁判みたいなストーリーです。主人公が一応探偵らしい。証拠を集めて容疑者に突きつけ、事件を解決します。なんで? 
主人公は特殊能力持ちらしく、ファッションの力で容疑者の記憶の中に入っていくことができます。なんで?

ツッコミどころを上げていくとキリはないんやけど、面白いことは確か。美少女になりたい皆さんはぜひやってみてね。フレンドになろう。

あと、自分のビジュアルはいくつか作ることができるらしい。
なので、私はゲーム内に3つの人格を作っています。一つは、さっき画像を貼った『ゲーム内の私』。もう一つは『キャンジャニの倉子ちゃん』。好きな服を着せたいんでね。
最後に、『リアルな私に近い体型・顔のキャラ』。こいつに色んな服とかメイクを試すことで、リアルの自分が服・メイクを選ぶときの参考にしようと思って。どこまで参考になるかは今はまだ分かんないけど、多分参考になると信じてる。


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