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第494回:前進することこそが努力

いっつも迷惑かけてばっかりやから今日くらいはできる女のフリしてぇ〜と思って頑張ってやったことが全部裏目に出て、結局とんでもない迷惑をかけることになった経験ある?
私はある。今日。もう仕事行きたくない。

昨日、私はあることに気づいてしまった。
私は、『努力』っちゅうもんを全然していない。
しんどいから、という理由で色んなことをサボり続けている。今日はしんどいから仕方ない、明日は元気になっているかもしれない、だから明日の私に任せたろやないかい、とかいう根拠の無い自信で全てのことを後回しにし続けている。できない、んじゃなくて、やってない、だけである。
あ〜〜〜、発狂したい。ていうかもうしてる。枕に顔突っ込んで絶叫したりしてる。事実と顔を合わせるのが怖い。現実を見ると、私がいかにヤバい人間かが分かってしまう。

そもそも「努力」って一体どういう状態のことを言うんだろう、と考えた結果、「いつもよりほんの少しだけ無理をしている状態」なんじゃないかと思う。
「努力」の指標ってやっぱり、どれだけ前に進んだかで計られる。ということは、どうにかこうにか前に進んでようやく「努力」という状態になる。でも、どうしても前に進めない日だってあるやんか。そんな時でも前進することが結局「努力」っていう言葉の意味になるんだと思う。

そうなると、しんどさを盾にして全く前進していない私が全く努力していないことは明白。
気付きたくない事実に気づくと、人は発狂します。布団の中で奇声を発してようやく正気を保っている。
なんかよく分かんないけどみんなに置いていかれているような気がしていたのは、十中八九これが原因だろう。みんなはちゃんと前進して努力をしているから、それに比べて私は全くもって努力をしていないから、だから常に疎外感とか孤独感とか罪悪感に苛まれて仕方ないんだろうな。

だからそれを解決するためには、私自身がちゃんと努力をする必要がある。
でも、「とにかく頑張れ!」みたいなのだと漠然としすぎてて私は理解できないから、「いつもよりほんの少しだけ無理をする」ことを目標にした方がいいのかもしれない。無理をする、っていう言い方は良くないかもしれんけど、頑張る、だと具体性が無さすぎる。

まあこんなこと言うてますけど、結局私の根の性格が本当にゴミなので、すぐサボるんですけどね。現実を見なきゃいけないと思い立つ日と、本当に現実からすっかり目を逸らしたいと思ってしまう日があって、後者の方が圧倒的に多いからさ。
それでも頑張りたい日もちゃんとあるんですよ。これだけはちゃんと言っておかないとな。根はゴミだけど、ゴミから脱出しようという気はあるんですよ。本当に。

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