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会社は病むところではない

先日、以前いた会社の後輩が会社に来ていないと話を聞いた。どうやら業務上の出来事で病んでしまったらしい。同じ担当で働いていたが、病んでしまいそうなタイプではなかったため、少し驚いた。いつ誰がそうなってもおかしくないんだなと改めて思う。

会社にいることが耐えられないと思ったら、逃げればいい。日本には続けることへの美徳みたいなものがあって、周りは続けたほうがよいみたいなことを言ってくる方が多いが、潰れるくらいなら、その前に違う道を行った方が良いと思う。私自身、友達や後輩とかに「仕事辞めたい」と相談を受けた時には、嫌ならすぐに辞めた方が良いといつも言っている。

大体のサラリーマンは本当にやりたいことがあって、その会社に入っているわけではないと思うし、むしろ仕事辞めたいと言っている方が大多数ではないだろうか。生きるためにお金を稼いでいるのに、お金を稼ごうとして生きれなくなったのでは、本末転倒である。

あと、リスクを取りすぎている人が多いと思う。結婚し、子供が生まれ(ここまでは良いが)新車を買い、夢のマイホームを買い(大体35年ローンとか)どんなことがあってもお金を稼ぎ続けなければならない状況を自ら作り出している。そして会社で自分が耐えられないような状況になったとしても、お金が必要なので辞めるに辞められなくなり、無理して出社し続けて、最終的に体と心を壊してしまう。リスクはほどほどに。

4月から新入社員になる人たちには、会社はお金を稼ぐところ、社会貢献をするところであって、病む場所ではないと伝えたい。

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