【今更聞く！】インデックス投資ってした方がいいの？

皆さんこんにちは。
お金、持ってますか？

持ってないですよね。

お金、欲しいですか？

欲しいですよね。
そんな皆さんにピッタリの話があるんですけど、聞いていきますか？

このブログでは、こんな感じで僕が気になったことを調べて皆さんに紹介しています。
興味が沸いたら他の記事も覗いてみてください！

最近話題の「投資」

何だか最近やけに「投資」が人気ですよね。
「投資はやっておけ！」とか「絶対に儲かる投資10選」とか。

しかし皆さんは思ってるはずです。

「大丈夫なの？」

今回はそんな疑問に答えていきたいのですが、
結論だけ先に言っておきます。

投資はまじでやり得です

しかし、勘違いをしている方も大勢いらっしゃると思うので、そこら辺の認識を修正させてください。

何で流行ってるの？

急に流行りだした「投資」

大物インフルエンサーとかがこぞって話題にするので皆さんの耳にも届いたのだと思います。

このことからも分かるように、お金を持っている実業家は皆、何かしらの「投資」を行っています。
投資をすることで所持金を増やしているのです。

「これはいい事を聞いたぞ！今すぐに初めて億万長者だ！！
ガハハ！俺は誰よりも鋭い情報収集能力を持ってるんだよ！！！」

・・・そんなにうまくいくのでしょうか？

そもそも何でこんなに投資が話題になったのでしょう？
恐らく、最も大きな要因は「iDeCo」と「積立NISA」の開始だと思われます。

皆さんくらい情報収集能力が優秀であれば、一時期「老後2000万円問題」というものが騒がれたこともご存知でしょう。
「もう日本に金は無いんだよ！お前ら少しは自分で何とかしろ！！」的な事だったのですが、
それだけ言われても困りますよね。
そこで政府が救いの手を差し伸べてくれて始まったのが「iDeCo」、「積立NISA」。

本来は金持ちを貶めるために投資には税金をかけて調子に乗らないようにしているのですが、いかんせん投資をしない人間が多すぎる。
どいつもこいつも国家の金に頼りやがって！！

そんな政府の怒りから、
「ある程度の金額までは無料で投資やらせてあげますよ」キャンペーンが始まったのです。
もうお分かりですね？
政府ですら「投資はお金が増える」と認めているのです。

ちなみに、
この「投資はお金が増える」論。
もう少し深掘りしてみると、

皆さんが将来もらう予定の年金
これすらも投資に回されているのです。

普通に国民から金をむしり取って老人に配るだけでは圧倒的に足りません。
その足りない枠をどうしているのか。
実はみなさんの貴重な年金の一部を投資に回しているのです。
そしてその儲けで老人に年金を配ってやろうとワンチャン狙っているのですね。
意外とリスキー！

120円を毎月10円ずつ配っただけだと1年でそこが尽きるけど、1ヶ月かけて10円を11円に増やすことをこっそりとやっておけば、1ヶ月くらいは誤魔化す事できますよね！

とまぁ、国の偉い人ですら「投資してねー」って言ってるんだからそりゃ話題になりますよね。

結局儲かるの？

これが皆さん気になるところだと思いますが、
最初に述べたように儲かります。

・・・儲かるは言い過ぎかもしれませんね。

増えます。
あなたの貯金が。

是非勘違いしないでいただきたいのが、
決して投資だけで生きていけるようになるわけではない
というところ。

億万長者になれると思っている人が大勢いると思いますが、
そんな簡単に億万長者になれたら今頃みんな億万長者です。
もう億万長者のありがたみがなくなってしまいますね。

儲かると言ってもお小遣い程度だと思っていてください。
初めはあまり期待しない方がいいです。
がっかりすると思うので。
何もしないよりかはマシだなーくらいです。

どのくらい儲かるの？

年3万とか4万とかのつもりでいましょう。
1年で、ですよ？
ひと月2500円とかその程度です。
本当にお小遣い程度ですよね。

実際には複利があるので、
「増える量が増える」と言った形で、年々額が上がっていくことになる場合が大半ですが、まぁここでもあまり期待しない方がいいでしょう。

どうですか？
思ったより微妙でしょ？

そのために面倒臭い手続きしなくちゃいけないって考えると何だかなー
って人もいると思います。

論争

このことから議論が生まれます。

「お金が増えるんだから投資はやったほうがいい！」
という意見と

「そんなチビチビした額ならその時間で働いてほうがいい！」
という意見です。

どちらが正しいのでしょうか？

まぁ「あなたが信じたい方を信じろ」としか言えませんが少し補足をしていきます。

ずれた論点

この2つの意見、
全く同じ視点に立っているように見えて実は全然違う立場の考え方です。

前者は「どうせなら少しでも増やしたほうがいい」という考え方
後者は「儲けたい」という考え方です。

「投資は儲かるもの」という認識でいると後者のような意見につながってしまいます。
あくまで投資というのはお小遣いを稼ぐものなのです。
（厄介なことに、実際にはそこで手に入ったお小遣いも使ってはいけないという制約もあります）

「投資を始めていずれはFIRE（※働かなくて済むようになること）！」
という意見、
間違ってはいませんが、少々夢を見過ぎです。
現実はそんなに甘くありません。

「投資に時間かけてる暇あるなら、その時間働け！！」
という意見、
確かにその通りですが、＋αで投資もしておくと更に良くなるのです。

というわけで、この論争に対しては
「やらないよりかはやった方がお得だよ。でも、期待してたのと違うから無理してやる必要もないよ。」
といったようなことが言えます。

何だか、さっきから同じようなことばっか言ってますね・・・

投資をした方が良い理由

この記事の冒頭で「やり得」と言いました。
その理由を解説していきましょう。

これまでの説明で「投資は儲かるわけではない」と言うことを散々伝えてきました。
「だったらやる意味無いじゃん・・・」
と感じるわけですが、それでも始めた方がいい理由があるわけです。

１．少し増えるから

まずはこれです。
先ほども説明しましたが、少しだけ手元の資産が増えます。
お小遣い程度に。

んで、その額が大した事ないと言うことを伝えたのですが、
それでも無いよりかはあった方がいいですよね？
そう言うことです。

「1000円と1100円どっちが欲しい？」
と聞かれたら普通は「1100円」って答えるでしょ。
そう言うことです。

2．インフレに強いから

少し難しい話になります。

少しばかり資産が増えると言っても、結局は投資。
減るリスクもあるわけです。
1000円を1100円にするつもりが、900円になっちゃったら嫌ですよね？
だからみんな投資せずに貯金するわけ

では、貯金は安全なのでしょうか？

基本的に世界経済は上昇していっています。
後ほど同じようなことを言いますが、普通に考えて世の中って景気がよくなる方に進んでいるわけです。
洗濯板から洗濯機に移り変わることがあっても、洗濯機から洗濯板に退化することは基本的にあり得ないですもんね。

経済が成長していっていると言うことは、世の中に存在するものの値段が上がっていくと言うことでもあります。
もちろん、大量生産が可能になり、一時的に同じものの値段が下がっていくことはあっても、それよりも更に高性能なものが出現して、それはもっと値段が高くなっているはずなのです。

日本で言うと、
昔は1銭と言う単位があったけど、今じゃもう使われて無いでしょ。
円が当たり前になるくらい物の値段が上がってきたのです。

これ、貯金していると少し不便なことになります。
こんな例を見てみましょう。

1台5万円で携帯電話が買えていた時代に、その5万円を大事に貯金していたとします。

それが10年後・・・
1台10万円のスマートフォンしか販売されていない時代になってしまいました。

ここで注意してもらいたいのが、
「携帯電話」も「スマートフォン」も人間にとっては用途がほとんど同じ物である。
と言う点です。
どちらも、人と連絡を取る手段であり、屋外で情報を手に入れる手段であり、暇を潰す手段であるわけです。

今となってみれば、「よく携帯電話でネット通信しようとしたな」とか、「携帯電話使ったって大した暇つぶしにはならんだろ！」とか思うわけですが、
当時の人たちは大真面目にそう感じていたわけなんですよね・・・

んで、何が言いたいかというと、
ほとんど同じような用途の物のはずなのに、10年経ったら倍の値段になって買えなくなっていたわけです。

インフレっていうのはこういうことです。
時代の流れと共に物の値段がどんどん上がっていくのです。

貯金しておくっていうのはお金が減らないことに感じますが、
減りはしないけど、増えもしないので、このようなインフレの状況では相対的にお金が減っているように感じるのです。

今回の例で言うと、
本来携帯電話を買えるはずだった資金がスマートフォンの値段の半分しかなかった。
→用途が同じものに対して半分しか手持ちのお金が無くなったように見えるので、実質的に手持ちの資金が半分になったのと変わらない。
ってことですね。

まぁ、「いや、携帯とスマホって全く別物じゃんwwwそりゃ値段違うに決まってるでしょwww」て思うのは自由ですが、いつまでもそう言う考えでいると損しますよ。

この問題ですが、投資している場合は、その時のお金の価値でやり取りするので
「5万円」と言う絶対的な数値ではなく、「携帯電話を1台買えるくらいの値段」と言う数値でやり取りしていると言うことになるのです。
・・・厳密には色々違うと思いますが。
わかりやすく言うとこんな感じなのですね。

つまり、ただ貯金しているだけだと、数年後にその価値は下がってしまうけど、
投資している場合は価値も一緒に動き続けるので、「現代」の価値のままお金を保存し続けることができるわけなのです。

なんだか難しいですね・・・

3．複利があるから

これもよく言われる理由です。
これに関しては「投資を始めた方がいい理由」と言うよりも、「早く投資を始めて方がいい理由」って感じですね。
とにかく早さが大事なのです。

ものすごく噛み砕いて説明すると、
“その時投資していた金額の○％が増える“と言う計算でお金が増えます。
ここで注目して欲しいのが、
「最初に支払った金額」ではなく
「その時投資されている金額」を参照するのです。

最初に100円支払って翌月、5％増えて105円になったとします。
そしたら次の月にはその105円が5％増えるのです。

ちょっと数字が小さすぎて分かりづらいので10000円で考えてみます。

初期投資が10000円で5％ずつ増えるとすると、
10000円の5％なので500円、毎月500円ずつ増えていくような気がしますよね。
10000→10500→11000→・・・

でも、実際には違うのです。
3ヶ月目に増える量は10500の5％、525円増えるのです。
ちょっと金額が増えましたよね？

当たり前ですが、元の数が大きいほど○％した後の数も増えます。
月日の流れによって投資金額が徐々に増えていくので、“増える額も増える”のです。
そして、その額を増やすためにも早く始めたほうがより良いのです。

これが複利の力。
投資の話をするときによく言われている奴です。
ちなみに、同じ事が借金に関しても当てはまる場合がありますので、お金を借りる際には気をつけてください。

投資といいつつも・・・

さて、ここまで「投資」と言ってきましたが、
この記事で言っている「投資」というのはそこから更に地味になった「インデックス投資」のことを指しています。

多くの人が「投資で儲ける」というと、
株価のグラフと睨めっこしながら売り・買いを繰り返す「デイトレーダー」をイメージするかもしれませんが、
彼らはいわゆる「投資で儲けている人」です。

この記事ではあくまで「投資はお小遣いを稼ぐもの」程度の認識で居ます。
お小遣いを稼ぐ程度の投資を「インデックス投資」というわけです。

一応、ざっくりとインデックス投資に関して説明を書きますが、
ぶっちゃけどうでもいいことなんで、面倒だったら飛ばしてください。

インデックス投資とは

ものすごく簡単に言ってしまうと、
“さまざまな株価の平均値を取ったもの“
です。

日本のいろいろな会社の株価の平均
アメリカのいろいろな会社の株価の平均
ヨーロッパのいろいろな会社の株価の平均
というような感じですね。

そして、基本的に株価の平均というのは常に上がり続けています。
皆さんが生活している資本主義という世界が成り立つためなのですが、
まぁこの辺は小難しい話なのでどうでもいいでしょう。

株価が上がり続けるということは、それだけ値段が上がっていくということなわけで、
それすなわち、お金がどんどん増えていくというわけです。

神！！！！！！！！

なんで誰もそんなことを教えてくれなかったんですか！！
もっと早く知りたかった・・・

そう思いますよね。
一個だけ気をつけてほしいのは、
ここでいう「常に上がり続けている」というのも長い期間で見た平均値なわけです。

「いろいろな会社の株価の平均値の長年の平均値」
というわけです。ややこしい？

要するに、
時折値段が下がることもあるけど、長い目で見たら値段は上がっていくよ
と言う事です。

長い目ってどのくらい？

20年くらいを考えておくと良いらしいです。

長すぎ！！！！

って思う方も多いでしょう。

文句言うな！！

大体、そんなに楽して儲かる話なんてある訳ないんですよ。
20年かけてお小遣いを稼ぐの！！
何もせずにもらえるんだから贅沢言うな！！

もちろん、そんなに時間をかけずに一瞬で巨万の富を得る方法もありますが、それは一般人が思う「株」像。
当たれば天国、外れれば地獄の賭けをするということになります。

だからみんな嫌がるんですよね？
じゃぁ安定感を取るというのはどういうこと？
というと、このように時間をかけることになるのです。

儲かる確率はどのくらい？

結構高確率です。
先ほども説明した通り、世界とかアメリカとかの経済成長の平均のようなものです。
1つの国が経済的にマイナスになり始めたとしても、世界的にはプラスされていくはずでしょう。
洗濯機がどんどん省エネになっていくことはあっても、ある日突然洗濯板で洗濯しなきゃいけなくなることなんて無いですもんね。
人間が地球上に存在している間は、基本的に経済って上向くものなのです。

でもそれは長期的な話、
現在（2022年）みたいに世界のどこかで大きな戦争があったりすると、その瞬間は経済が下振れます。
それでもどこかでまた復活するはずなのです。復興するはずなのです。
それを信じているからみんなボロボロになってしまった国を応援しているわけなんです。

1年、2年だと結構な確率で損することがあるかもしれません。
しかし、10年以上続けると考えると、基本的に何もしないよりかは儲かります。
とにかく、諦めずに続けることが大事なのです。

論争の答えは・・・

そして、ここに来ると先ほどの「投資をした方がいい？働いて稼いだ方がいい？」議論に一つの答えが出てきます。

インデックス投資に関して言うと、「稼ぐ」ものではなく「貯める」ものだと言うことです。
稼ぐと言うには効率が悪すぎるけど、貯める分には非常に効率が良い。
そんな存在です。

皆さん、銀行にお金を預けていますよね？
その「銀行にお金を預ける」感覚で「インデックス株を買う」わけです。
一般に、代表的なインデックス株のS＆P500は年率5％と言われます。つまり年利5％の銀行だと言うことですね。
普通の銀行だと年利0.001％とかなんでかなり効率がいい事がわかりますよね。

もちろん、やりとりする際の手数料やすぐに引き出せない点などから、銀行とは全然使い勝手が違うわけなのですが、、、
それでも皆さんの手元にすぐには使わないお金がありますよね？
そいつらを運用してやればいいわけです。

結論です

まとめます。
「インデックス投資」に関しては始めた方がお得です。
複利の考え方もあるので、どうせやるなら早ければ早いほどお得になります。

しかし、決して儲かるわけではない、というつもりでいましょう。
万が一お金持ちになれたらラッキー
基本的には老後の資金を貯める“年金”程度のもの
もしくは、銀行に預けている“貯金”程度のもの
そう思っていてください。

そして、このような投資の仕方が「資産形成」と呼ばれていたりもします。
現代の高校では家庭科で資産形成の授業が行われているらしいですよ！
高校生ですら知っている知識、みなさんも知っておきたいですよね。

最後に、今回の記事で資産形成に興味を持った方に、おすすめの動画を貼っておきます。この説明は非常に面倒くさいので、すでにあるリソースを有効活用させていただきますm(__)m
「じゃぁ始めるにはどうしたらいいの？」と言った疑問に対してはこちらをご覧ください。僕もこの動画を見て積立NISAを始める事ができました。

と、いうことで
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