ジュニアとシニアの違い
はじめに
Platform Engineering Meetup #5 を YouTube で観ました。
具体的には、2 つ目の発表の「Platform x Product Managerの世界」を視聴しました。
そこで語られている「ジュニアとシニアの違い」というお話が興味深かったのでみなさんに共有します。
結論
ジュニアは How にとらわれるがシニアは Why まで考え抜く、という違いがあります。
ジュニアの考え方
「ジュニアは How にとらわれる」と表現しましたが、具体的にはどういうことでしょうか。
言い換えると、ジュニアは目の前の問題解決のみを求める、という考え方です。
目的に対する解像度が低いともいえます。
目的が不明瞭だと以下のような問題が浮上してしまいがちです。
時間をかけてじっくり対応した方がいいのか、荒くてもいいので早く対応した方がいいのか、といった温度感を見失う
どう対応したらいいか不明確になった際に方針が立てられず「どうしましょうか?」となってしまう
「そもそも対応すべきなのか?」「そもそも別の課題があるのではないか?」という視座の高い考えに至らない
成果物が的外れなものになってしまう、たとえば経営者向けの資料なのにチーム内でしか伝わらない用語を使ってしまい伝わらない資料になってしまっているなど
常に受け身スタンスになってしまう
シニアの考え方
「シニアは Why まで考え抜く」と表現しましたが、具体的にはどういうことでしょうか。
シニアはその問題の背景を正確に把握しようとします。
言い換えると、なぜその問題を解決する必要があるのかを考えます。
「なぜ」を把握しているので、問題に対する最適解を出すことができます。
具体的には、以下のようないい仕事ができるようになります。
方針や速度など温度感を正確に把握することができる
どう対応したらいいか不明確になった際に方針が立てられて「こうした方がいいと思いますがどうでしょうか?」といういい質問ができる
「そもそも対応すべきなのか?」「そもそも別の課題があるのではないか?」という視座の高い考えに至る
成果物が的を射たものになる
主体的なスタンスで仕事に臨める
まとめ
何か仕事が与えられたら、How ではなく Why を把握した上で臨みましょう。
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