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準備は大変。

今日は、とある業務の引継ぎ説明会がありました。
あまりに作業工程が複雑になりすぎて、人に説明するのもかえって面倒… ということで、ずっと自分ひとりで抱え込んで毎度毎度、苦悩呻吟してきたのですが、ついに手放すことになりました。なんとありがたい。

当然、引き継いでくれる人たちへの事前説明が必要となるわけですが、そもそもがブラックボックス化していた業務。マニュアルを作るのにも数日かかりました。
ようやくマニュアルを完成させたところでもう引継ぎが終わったかのような気がしていましたが、本番はそこからです。
これを1時間で伝え切らなくてはいけません。

与えられた時間のなかで過不足なく伝えるために、発言メモを整理し、ポイントや端折る場所、実際に手を動かして見てもらう部分などあれこれと考えて、予行演習もしてみました。

こういう説明会を自分でやってみて感じるのは、人前で話すのは思うほど楽ではないということ。
このところ何度か今日のような業務説明会をしてきているのですが、いくら予行演習をしていても、実際の説明会では話が飛んでしまったり、画面をうまく切り替えられなかったり、レジュメに誤字脱字を突然見つけて気が散ってしまったり。

今日はオンラインでの開催でしたので、対面の時とは違って「見られている」という緊張感はないものの、数十分もの間ひとりで話し続けるのはなかなか骨が折れます。
それに、日によっては「話すこと」自体が非常に億劫というか、体力を消耗することがあるのですよね…

思い返せば、学生時代はとにかく居眠りするか内職するかしていました。先生の声が小さいとか話にメリハリがないとか、ずいぶんと失礼なことも考えていましたね。
しかし私が眠りこけていた授業の背景に、先生方のどれほどの努力や苦労があったことか。
それに、先生方は高校なら40〜50分、大学なら90分立ち通しなのです。それだけの長い時間を立ったままで声を張り続けるのはかなり辛い…

親の心子知らずと言うか、今さらながらに大昔の自分を反省した一日でありました(苦笑)


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