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寡黙の年中Tくん①

寡黙のTくん。

保育士でカメラマンのまゆぽんです。

保育士になって、数年経ったころの話。
初めて幼児クラスを担任したある年。

年中さんのTくんは年少で入園した時から、
保育園では一言も話さない
いわゆる「寡黙  (かもく)」の状態でした。

そんなTくんに私は関わったのか
と言う話をしていきます。

”話してほしい”と言う気持ちが
なかったかと言うと嘘になるけれど、
声を出さないTくんを
そのまま受け入れることにしました。



はて、
そのまま
受け入れるとは?

と思うかもしれませんが
うまく伝えられるかな!?



Tくんは声こそ出さないけど、
思っていること、考えていることがある。

「おはよう」と声をかけると
時には恥ずかしそうに顔を伏せたり、
時には目を合わせてくれたり。

彼なりの反応をしてくれている。

彼は彼なりの表現方法で
気持ちを伝えてくれている!!!

ってわかったら、
無理に「声」にこだわる必要はない。

そのままの彼でいいじゃーん!
って思い、
彼だけ対応変えるとか
ほぼしなくて。

そんな彼が「寡黙」の殻を破り
(って表現でいいかな。)
当たり前のように
「声」を使って表現できるようになった
時の話をしようと思います。


この続きを・・・乞うご期待!!

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