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12月レシピ。鶏肉の白ワイン煮込みと牛蒡ポタージュ


coq au vin blanc
鶏肉の白ワイン煮込み

コック・オ・ヴァン・ブラン
鶏肉を根菜と一緒に白ワインで煮込んだ
フランスの王道家庭料理。


この料理に出会ったのは
まだ10代の頃。
習っていたピアノの先生の家で夕飯をご馳走になる機会がありました。

手際よく、パパッと作ってサッと出してくれたのに
あまりにも美味しくて。今まで食べたことのない味に感動し、作り方を教えてもらいました。

家でも何度も作っている大好きな料理で
我が家では、カレーやシチューのような位置付け。
本来なら鶏もも肉や小麦粉、生クリームやバターを使うので美味しいけどカロリーが高いのです。

今回はオリジナルレシピで鶏胸肉を使いましたが、鶏胸肉のパサつき感もなく、しっとりとした仕上がりに。
秘訣は玉ねぎ麹で揉んで寝かすこと。
その後米粉をまぶし、フライパンで焼き目をつけます。
麹は揉み込むだけで、肉が柔らかくなりますが
焼くときは焦げやすいので、落としてから焼きます。


今回は生クリームの代わりに豆乳で作ったサワークリームを添えました。



季節野菜のグリルは地元で生産されたかぶとさつまいも。
北海道産の人参は焼くと皮がしわしわになって
こんなにも表情豊かになる、しかも甘い!!



皮ごと焼くと野菜が何倍も美味しくなるのは
野菜のプロから教えて頂いた賜物。

サラダはプチトマトとレモンと赤玉ねぎを
人参ドレッシングで和えたマリネ。
レモンは庭になっている方に頂いた完全無農薬です!


人参ドレッシングもサワークリームも自家製で
驚くほど美味しく簡単にできます。

牛蒡のポタージュ

ポタージュは玉ねぎと牛蒡をバターで炒めて
水を加えて柔らかくしたあと
ブレンダーでペーストに。

豆乳、牛乳、生クリーム、お好みのものでのばして塩で調整して頂きます。

オーブンで焼いた牛蒡をポタージュにのせて


ここ10日くらいで一気に寒くなりましたけど
どうですか?
今年は暖かい日が多く、紅葉が遅くてゆっくりと楽しむことができたのは、嬉しいこと。

温暖化と言われて何年も経ちますが、やはり冬は必ず訪れることが凄いと思う。
当たり前だけど当たり前ではなく
地球の営みは人間の想像を遥かに超えてくる。なんだか愛おしくなるのはわたしだけでしょうか。


わたしの住む関東でも、朝晩の冷え込みを感じる
時期。ストーブの季節が到来です。
12月も間近で2024年もあと1ヶ月ですが
お身体ご自愛ください。


煮込み料理は体も心も温まりますから
これからの季節にぜひオススメです。

ではまた!
ご機嫌よう。

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