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まゆにゃあについて(自己紹介)

*この記事は主に私の障害、病気について説明しています。
まず最初に読んで頂くと分かりやすいかもしれません。

私が罹患しているもの

解離性同一性障害。
発達障害
軽度の知的障害。

解離性同一性障害とは

いわゆる多重人格と混同されがちですが、
多重人格は意識や記憶が共有されているのに対し、
解離性障害は全く別の「自分」が体内に生成されている状態です。

記憶の共有が自動的にされることはほぼなく、
記憶のほか感情、趣味趣向、年齢、性別が人格ごとに異なるのが
解離性同一性障害の特徴です。
私に出生から大部分のの記憶がない期間が多く、
何かおかしいと思いながらも、「人格解離」しているという認識は、
7年前までまったくありませんでした。

この”解離”というのは自分では気づけない症状です。
記憶が飛んでいるという感覚はありましたが、
自分が人格解離しているということを認識するまでは、
物忘れがあまりにひどい、物事や人物を覚えられない、
脳に何か障害があるのではないか。その程度の認識でした。

【なぜ脳に障害があると思ったのか】

私は、小学生の時、中学生の時、養護学校にいた時の3回、
交通事故にあったり自転車練習中に頭を路上にぶつけていて、
3度とも頭に衝撃がありました。
私自身にその記憶はありませんが、姉が覚えているようでした。
そのことが関係があるのではと思っています。

【違和感に気づいた頃の話】

解離症状に気づいたのは、地元の友達でした。
何かおかしいとずっと言われました。
周囲の人は、皆右に同じような感想を抱いているようでした。
集団行動ができない、人の名前が覚えられない、用事を頼んでも忘れる。
勉強ができない、作文や感想文が書けない、宿題ができない、忘れる。
*上記、全て姉が覚えていた幼少期の私です。

正式に解離性同一性障害と診断されたのは7年前です。
それまでは抑うつ状態とだけ言われていました。

約10年前、嫌だった教師や生徒を寄せ集めたようなクラスに、
クラス替えで入ってしまい、うつになって登校拒否になりました。
その後、担任ほか3名ほどの教師が自宅に押しかけ退学届を書かせに
きました。

その後、自身の判断により精神科に通い初めました。
すると、抑うつ状態の重いものでこのまま進めば躁鬱か統合失調症
になるとまで言われて、投薬もしながら自宅療養していました。
これで治ればよかったのですが、
その自宅は安心して療養できる場所ではなかったのです。

我が家は、いわゆる毒両親が支配する機能不全家族だったのです。
姉は毒母から溺愛され、私はいつも存在の無視、人格軽視、
不平不条理不満の吐き捨て口、ゴミ箱や排水口とでも言えば
理解しやすいでしょうか?のような扱いを受けてきました。

ざっと説明するとこんな感じです。

【人格の名前について】

他の人から見ると、人間が増えているわけ(分身)ではないので
(あくまで人格が解離しているので)、みんな本名でこの世に
存在しているわけです。
だけど、それではどの人格が誰なのかわからないので、
区別するためにあだ名をつけています。

解離性同一性障害で大切なことは、
その人格に戸籍を与えてあげることがとても大切らしいです。
自分以外の人に認知してもらうことが大事なことだとネットや
書籍でも多数書いていました。
基本的には、自分で人格たちに名前をつけていきましたが、
自発的に名乗ってきた人格もいました。
そうして、今まで頑張って生きた人格たちに名前をつけていきました。

【これまで生きづらさとこの投稿をした意味】

私自身、今まで本当に生きづらかったです。
上記、”違和感に気づいた頃の話”でも軽く触れましたが、
その生きづらさは幼いころからあり、言葉にできるものでは
ありませんでした。

解離性同一性障害、軽度の知的障害や発達障害いうことで、
やっと生きづらさの原因が分かった気がします。
単なる脳の欠陥だと思っていたので、理由がわかってよかったです。

まだ、この解離性同一性障害というものは、
現代医療でもわからないことが多く、統合失調症などとの誤診も多く、
罹っている私も解決方法については手探りです。

この言葉にできないような生きづらさをその昔、
少しでも分かってくれる人がいたら、もう少し生きやすかったのでは
ないか?何か違ったのではないか?と思います。

このnoteでは自分の人生を振り返りながら、
人格間で記憶を共有させるという意味でも少しでも、
この言葉にできない違和感、苦しみ、辛さ、悲しさ、怒り、
生きづらさを言葉にできたらと思います。

そして、この病気を患っている当事者の方に自分たちだけじゃないんだと、
思ってくれれば幸いです。

<まゆにゃあについて>

ぱっと見た感じは、元気そうな普通の♂です(*´∀`*)
どうぞ、気軽に絡んでいただけたらと思います。

19歳以前の記憶がないことから、
生まれつきの人格はその頃から眠り続けているものと考えられます。
また主人格はまゆにゃあ(28歳♀)です。
交代人格として、友人からの指摘で発覚した23歳くらいの♂の
交代人格がいます。

昔、抑うつの時は漢方薬だったのですが、
数年前に転院をした際精神薬に変わりました。
※これまでに6回、転院しています。 
転院と時を同じくして一人暮らしも始めました。
たまに鬱っぽくなったりするので、
そのようなときは精神薬を使用しています。

今後ともよろしくお願いします。

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