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鬱勃起 (日記その127

・朝8時くらいに可燃ごみをゴミステーションに持っていく係になった。朝から一仕事終えると少し気分が良い。家庭内における徳も積めるし。

・TSUTAYAや本屋のアダルトコーナーでは表向きにはよろしくないとされているものが所狭しと陳列されていて、人間性と社会性のギャップを感じられる。AVやエロ本だけでなく、ケツの形をした大型オナホ(客がみんな興味本位で触っていくせいでかなり汚れている)、2mくらいあるガラスケースに入れられたダッチワイフ、ウネウネと動き回るディルド、などもあった。
 AVやエロ本のタイトルが淫語まみれでバカっぽくならざるを得ないのって面白いなと思った。「巨乳ケツデカ美少女がドスケベファック!」みたいなタイトルってもうちょっとどうにかならないのかと思うけれど、そうとしか名付けようがないんだろう。

・特に欲しいものがあるわけでもなく「なんか良いのあったら買うかも」くらいの気持ちでコンビニに入ることがある。何か良いものがあればそれでいいんだけれど、店内を5分くらいかけて一通り観察し終えて何も買うものがない時、なんか買って出ないと恥ずかしい気がする。妙な自意識に負けて無駄な出費を生むのは不経済この上ないので、この自意識は克服するべきだと考えた。それからは散々店内を彷徨いた挙句なにも買わないという行為を意図的に訓練している。次第に慣れてきて余計な出費をせずに済むようになった。皆さんも本当に欲しい時だけ買い物をしてみてはいかがでしょうか。

・チャリで出掛けたらパンクして帰れなくなった。父に迎えに来てもらうことになり、待ってる間シケたショッピングモールで学園アイドルマスターをプレイした。充電がなくなったのでぼーっとその辺を眺めることにした。僕の住んでいる地域ではここ数年、立て続けに大型ショッピングモールが潰れていっている。閑散とした店内を見るに、ここもそうなるんだろうなという気持ちになって、また思い出の場所が一つ消えるんだなあと感じて鬱勃起。

・お出掛け帰りのバス内で外を眺めていたら、駅チカのタワマンの駐車場に宅配寿司「銀のさら」のバイクが停まっているのが見えた。

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