詐欺の数歩手前 (日記その123
・ピンクと黒の地雷服をオソロで着てイオンモールに向かう女性2名と帰り道にすれ違った。そういう事できる友達っていいな。
・街をぶらついていたところ、偶然ハロワの亜種のような施設があったので入ってみた。求人情報の分厚いバインダーが何冊もあったので軽く目を通す。トキメキを感じる求人はなかったのでバインダーを棚に戻して、隣接されている食堂に向かう。ドカ盛りの揚げ物と生姜焼きしかメニューがない。こういうところの食堂は安いのではと思いきや普通の店と変わらない値段だ。駆け足で建物を出て「バカーーーーー!!」と叫んで偽ハロワを後にした。
・使わなくなった銀行口座から小銭を引き出せず数百円だけ人質にされている。たぶん手続きすれば取り出せるんだろうけど200〜300円のために手続きするのがダルい。かといって金を奪われるのは嫌だ。どーしたもんか。
・「総額1000万ポイントプレゼント!」みたいなキャンペーン広告の「総額」の部分が他よりも小さく書かれていることがよくある。サブクス系サービスの解約手順を煩雑にしてあることがよくある。
こういう詐術めいた手口を見るとげんなりする。それが会社の利益に繋がることはわかるし、利益を追及するのが会社として健全な在り方であることも理解できる。なのに僕は勝手にある種の誠実さのようなものを会社に期待してしまっていて、だからこそげんなりしている。いい歳こいてナイーヴすぎるとは自分でも思う。だけれども、誰だってあんな詐欺の数歩手前みたいなことを、仕事とはいえしたくないんじゃないか。そこに何の疑問も抱かなくなることが社会人ってやつだったりするのか。
・アナリティクスって何度読んでもアナルスティックすぎる。
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