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15年前。学生だった私が一番知りたかった事を書いたら自分が泣けた

こんにちは。パーソナルコーチと、大学で講師をしている眞柄真有奈です。先日、来年度の授業を準備していたときのこと。最後の授業のまとめを書いていたらふいに涙が止まらなくて、何だかすごく癒されてしまいました。そのとき書いていたのは「学生の私が1番知りたかったこと」についてです。
もしかしたら私は過去の私のために、この授業をやっているのかもしれないな…。と思ってしまいました。地方の小さな大学で、家と学校とバイトと部活が世界のすべてだったころ。今思えばとても無力で無邪気、まだ自分のことを良く知らなかった私が、どんな気持ちで、本当は何を欲していたのか。今、少しだけ大人になった自分がメッセージを送っているような感じです。運命って、本当に不思議だなぁ。以下、メッセージ全文を載せます。

みなさんにお伝えしたいこと

前期の授業お疲れさまでした。
この授業で私たちが伝えたかったことはたった一つです。
それは、「自分に優しくなろう」ということです。
みなさんの人生で、最も長い時間共に過ごす人は一体誰でしょうか。
それは、親でも、姉弟でも、友達でも、パートナーでもありません。
自分自身です。
優しくなる。ということはただ甘やかすという意味ではありません。
たまには厳しい言葉を投げることもあるでしょうが
その言葉には「あなたには可能性があるんだよ」
「私はあなたができると信じているよ」という
心からの愛情と信頼から出てきているはずです。
決して、「どうせお前なんか出来ないだろう」
という意味で、厳しい言葉を投げることはありません。
だから、自分に優しくなる。ということは
ご褒美にケーキを食べるとか、マッサージに行くとかだけじゃなくて、
頭の中で聞こえてくる、自分に対する自分の声を
優しく愛情にあふれたものにするということです。
これまでの授業では、その方法を取り扱ってきました。
もちろん、今ぜんぶできていなくても大丈夫です。
私たち講師陣も、まだまだだなぁ。と思うことばっかりです。
友達と仲良くなる時って、その人のことを少しずつ時間をかけて知っていきますよね。それで、どんどんすきになる。
自分に対しても同じです。
知るから、好きになるんです。
知るから、信頼が湧くんです。
知るから、支えたい、応援したいと思うんです。
授業を通じて皆さんが、
入学前より少しでも、自分自身のことを一歩踏み込んで知り、
そして自分と仲良くなれていたら嬉しいです。
前期の授業はこれで終わりです。
また2年生で会いましょう。


読んでくださり本当にありがとうございます。サポートしていただけるとその分うれしさの極みで、調子に乗ってどんどん記事を書き始めます。ぜひお願いします。