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自分を超える目標は、いつも必要ない。

私は2021年にとあるコンテストで優勝し、世界大会に出場する。という自分の人生を振り返ってみても、それはそれはセンセーショナルな出来事がありました。そして、その大会が終わって半年間実はずっと悩んでいたことがありました。

それは【次の目標】を持つことです。それまでは、一心不乱に大会優勝という目標に向けて突き進みました。結果、本当にたくさんに人に支えられて、数値的な結果だけでなく、全身からの沸き起こるような感謝の気持ちで終わることができてとってもすがすがしかったです。

で、少し休んだらまた何かしたくなるだろうな。と思っていたけれど、秋になっても冬になっても全然気持ちが動かない。もう結構休んだし、いいんじゃない?と、コーチングやセラピーを受けてみたけれどなんだかしっくりくるものが出てこない。
「やりたい」じゃなくて、「やったらいいと思っている」が出てくる感じ。

私、なまけものになってしまったのかな?
このままの勢いで、次の目標も持たないとモッタイナイのでは?
と頭の中がぐるぐるしていました。動けない原因は知らず知らずのうちに自分の持つべき目標は、前回の世界大会を超えるくらいスケールが大きいものでないといけない!せっかくの結果を次に繋げないといけない!という風に思ってしまっていた事でした。あのスケールになるとまたすごいパワーを使うし、それなりの犠牲もあります。だからやる前から苦しくて、「や、やりたくない・・・」という気持ちになっていることにも気づきました。
うーむ、サステナブルじゃない…。

そもそも大会を見つけた時は、自分が探しに行った。というよりはポーンとスキマに入ってきた。という感じでした。大学の授業をやると決まった時も、コーチングと出会ったときも同じ。心身共にゆるめて余白があればチャンスが勝手に向こうから入ってくる。ということをすっかり忘れていたんです。

なので今年は、またゆる~っと余白だらけに生活していっぱい昼寝して遊んで、たまに仕事して入ってくるギフトをただ楽しみたいと思います。

「自分の運と運命を信じて全てに委ねる。」

それがわたしの「目標」だと思ったらとっても肩の力が抜けて、楽になりました。目標って、いろいろな形があっていいのだと思います。

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